新生活・引越し予定者必見!マンション向けネット回線選びの4つのチェックポイント
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4月からの新生活や引越しに向けて、マンションに新しくインターネット回線を引きたいと思ったあなた。
「選び方とかよくわかんない…」
「フレッツ光とかの有名サービスに申し込んでおけば大丈夫だよね?」
と思っていませんか?
インターネット回線やプロバイダの種類を普段から意識している人はほとんどいませんよね。
今まで実家暮らしをしていた人だとなおさらです。
しかしここで、「なんとなく」契約をしてしまうと、あとから
「思ってたより毎月の料金が高い…」
「回線が混雑していて通信速度が遅い!」
などの不満を抱えることになってしまいかねません。
この記事ではこんな疑問に答えます!
- マンションの引っ越しを予定しているけど、新しくインターネットを契約するならどこが良い?
- マンションでのインターネット契約にはどんな注意が必要?
せっかくの新生活、「高い」「遅い」インターネットで不満を持ってしまってはもったいないです。
「ネットの契約」というと難しい印象がありますが、
- 自分の家族構成や、インターネットの使い方を把握すること
- 選び方の“軸”を知ること
ができれば、 あなたも 満足のいくインターネット選びをすることができるでしょう!
それでは、インターネット契約にはどんな種類があるのでしょうか?
現在、家庭向けインターネットで主流なのは 光回線です。
2000年代に一般家庭用の光回線が登場してから15年が経ち、今ではみんなが手頃な値段で光インターネットを使えるようになっています。
また、単身や夫婦だけの世帯には、WiMAX・ポケット型WiFiなどで有名な モバイル回線も人気です。
引っ越しのときも工事が不要で、端末を新居へ持って行くだけなのでとても手軽です。
というわけで、この記事の後半では「光回線」「モバイル回線」をメインに、 主要10社を比較・オススメを提案します。
「契約や比較など、難しい話は苦手」というあなたにも、最後まで読んでいただけるようわかりやすい言葉で説明していきますので、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
また、インターネット付きの物件を選んだからOK、と思っている人も注意です。
マンションで元からあるネットは、 「夜になるとすごく遅い…」という話をよく聞くからです。
物件はこれから決める、という人は失敗しないよう、こちらの記事を読んでみてくださいね。
選び方








あなたが決めるべき2つのこと
まず、マンションのインターネット選びにおいて、あなたが決めなくてはならないことが2つあります。
2つの「決めること」
- 固定回線にするかモバイル回線にするか
- どの会社と契約するか
「モバイル回線」は耳慣れない人も多いと思いますが、マンション住まいの人にはオススメできるインターネットです。
光回線との違いを簡単に説明します。
すでに違いを知っている人は「 回線を決めるために把握すべき4つのポイント」へ進んでOKです。
知っておこう!固定回線とモバイル回線の違い
モバイル回線のメリット・デメリット
「モバイル回線」はWiMAXやポケット型WiFiなど、 持ち運べるタイプのインターネット回線です。
「モバイルWi-Fiルーター」と呼ばれることが多いです。
スマホから通信機能(契約)だけを抜き出した機械、と思えばわかりやすいでしょう。
モバイルWi-Fiルーター
モバイルWi-Fiのメリットは持ち運べること。
カフェや旅行先でも家と同じようにインターネットを使えます。
スマホのようなものなので、面倒で高額な工事もいりません。契約したら固定回線のように「工事まで1ヶ月以上待たされる」ということもなく、すぐ利用開始できます。
逆に デメリットは通信制限があること。
連続3日間で使ったデータの量が3~10GB以上を超えると低速になります。
(※低速=Webページ閲覧には困らない程度)
また、通信の安定性や速度も光回線よりは低いため、超高品質を求めるヘビーユーザーには向きません。
固定回線のメリット・デメリット
一方で「固定回線」は、光回線やADSLなど、家に通信ケーブルを引き込んでつなぐインターネットです。
デメリットは、 工事をしないと利用開始できないこと。また、当然ですが家でのみ使うことができます。
メリットは 毎月のデータ量の上限がないことと、 通信が安定していることです。





マンション向けのインターネット選びでは、
「どの会社にするか」
の前に、
「光回線とモバイル回線、自分にはどちらが合うか?を選ぶ」というステップが必要
ということがお分かりいただけたと思います。
次は、この2つを決めるために把握しておくべきポイント(自分の家族構成やインターネットスタイル、希望の速さや予算など)をくわしく見ていきましょう。
回線を決めるために把握すべき4つのポイント
「インターネット回線契約を決めるためにあなたが把握しておくべきポイント」はこの4つです。
回線選びで把握すべき4つのポイント
- 【通信量】毎月インターネットをどれくらい使うか(データ上限があると困るかどうか)
- 【速度】速度にどれくらいこだわるか(普段遅くてイライラすることがあるか)
- 【設備】あなたのマンションに光回線の設備があるかどうか
- 【応用編:ping】リアルタイム性の高いゲームをするかどうか
まずは、これら4つがピンと来ない人に向けて、一つひとつ説明します。
あなたのこだわりに合わせて、固定回線とモバイル回線のどちらがおすすめなのかもお伝えします。
その後、具体的な回線業者の選び方を説明していきます。
なお、この時点でもう各項目のイメージがついている人は飛ばしてOKです。
「 マンション向け回線を実際に選ぶ」の章へ進みましょう。
【通信量】毎月インターネットをどれくらい使うか
まずはデータ量の話です。
あなたは家でインターネットをどれくらい使いますか?
モバイル回線は手軽に持ち運べる代わりに、スマホと同じような 「3日間で○GBまで」という制限があります。
一番オススメなモバイル回線の「 WiMAX」だと、制限内容は「3日間で10GBまで」です。
短期間にデータ通信が集中してしまうと、他の利用者に迷惑がかかるため制限があるのです。
それでは、自分がどちらに当てはまるのかを考えてみてください。
データ量をたくさん使う人(=光回線が向いている人)
- パソコンで動画を長時間観る
- グラフィックが豪華なゲームを長時間プレイする
- 大量の写真や動画(3GB~/日)を送信・受信することがある
- 通信制限に引っかかると困る(仕事でいつもビデオ会議をする人や、ゲームのヘビーユーザーなど)
このように、休日はインドアでゆっくりエンタメを楽しむ人や在宅ワーカーは光回線の方が向いています。
一方、「そもそもインターネットはそんなに使わない」という人は、モバイル回線が向いています。
データ量をあまり使わない人(=モバイル回線が向いている人)
- 家でWi-Fiにつなぐのはほぼスマホだけ
- SNSや調べ物がメイン
- 通信制限に引っかかって低速になっても、用事はスマホで済ませられるから平気
あなたはどちらに当てはまりましたか?
意外に「モバイル回線でも大丈夫そう」という人も多いと思います。
しかし、モバイル回線は気になるけど、やっぱり 「通信制限がある」と聞くと警戒しますよね。
それでは次に、「10GB制限ってどんな使い方をしたら引っかかるの?」という質問にお答えします。
データ通信量「10GB」は標準画質動画なら47時間分
「10GB」はYouTubeで言うと、「 超高画質の動画が7時間見られるデータ量」です。
ただし、これは「超高画質」の時の話です。
画像引用:UQコミュニケーションズ「WiMAX2+サービス ネットワーク混雑回避のための速度制限について:PCでご利用の場合」
普段の動画はHD画質(解像度720p以上)で見ない人も多いです。
正直、スマホで見るとHD画質の良さがあまり伝わらないし、読み込みにも時間がかかるので、普段使いは標準画質で十分です。
画質は特に設定しておらず、デフォルトの「自動」のまま、という人も多いと思います。
筆者が試しに「自動」設定でYoutubeを視聴したところ、標準画質の「360p」でした。
標準画質(240p~360p)だと47時間も見られます。
47時間は、3日で割ると1日あたり約16時間です。
起きている間 ずっと動画を流すような使い方をしなければ10GB制限にかかることはないと言えます。
また、万が一制限にかかってしまったとしても、制限対象(低速になる期間)は一晩だけです。
例:WiMAXの速度制限
「仕事で使うから困る」という場合以外は、一晩ガマンすればすぐに制限は終わります。
結論としては、「 一日中動画を見たりしないなら、モバイル回線でも十分」です。
WiMAXの通信制限についてもっとくわしく知りたい人はこちらの記事を参考にしてくださいね。
【速度】速度にどれくらいこだわるか
次に、速度についてです。
インターネットをしているときに、 なかなか読み込まなくてイライラすることはありませんか?





ガマンできないほど遅いインターネットは誰だって嫌ですよね。
しかし、 「ガマンできない遅さ」とは具体的に数字で言うとどれくらいなのか、把握できていますか?
たとえば、超高画質で動画を見る人は、100Mbps出ていても「遅い」と感じます。
逆にテキストサイト閲覧が中心の人だと、たった1Mbpsしか出ていなくても「遅い」とは感じなかったりもします。
このように、 実際に出る速度も、速度の許容範囲も人それぞれなのです。
これは「あなたがどのインターネット回線を契約するか」に大きく影響します。
速度が100Mbpsぐらいないとガマンできない人が、最高50Mbpsの回線を契約してしまうと不満だらけになります。
この場合は最大1Gbpsの光回線にすべきです。
逆に、1Mbpsで十分な人は、光回線よりも遅いけど月額料金の安いADSLやケーブルテレビなども検討対象に入ります。
速度のこだわりを数字で把握することが大事だとお分かりいただけたと思います。
実践編:スピードテストをしよう
一般的には5~10Mbpsあれば、普通のWebページ閲覧では困りません。
ですが、さっきお伝えしたとおり感じ方は人によって、使い方によって違います。
満足いくインターネット選びでは、自分の許容範囲を数字で定義することが重要です。
速度のこだわりを確かめるためにやるべきこと2つ
- 速度を測る( スピードテストをする)
- 自分の快適な速度、 イライラする速度を数字で把握する
まずは、「普段使っているインターネットでどれくらいの速度が出ているのか」を把握しましょう。
一番簡単なのは、Webサイトにアクセスするだけでダウンロード速度がわかる「 FAST」です。
画像はFASTの結果画面です。ダウンロード速度をシンプルに表示してくれます。
まずは FASTで現在の速度を測りましょう。
体感を把握することが目的なので、スマホやパソコンなど、いつも使っている端末で測ってみてください。
なお、速度は曜日や時間によっても変わります。休日の夜や雨の日などは、マンションの住人がみんなゆっくりインターネットを楽しんでいるので回線が混雑しがちです。
平日/休日、昼間 /夜のパターンでそれぞれ測りましょう。
また、「なんか遅いな」とイライラしたら、その時の速度をすぐ測りましょう。
それが あなたの「ガマンできない最低限の速度」になります。
筆者も速度測定をするようになって、「自分は12Mbps以下だと遅いと感じる」と突き止められました。
今使っているADSLの回線は最大47Mbpsしかないので、もっと速い光回線に乗り換えるべきだと判断できました!
こまめにネットの速度を測るために、下記の記事ではオススメのスピードテストツールをまとめています。こちらも参考にしてくださいね。
このように速度を測ってみた結果 「自分は速度にこだわりがある!」とわかった場合、光回線がおすすめです。
この場合、実際に自分の住むマンションが光回線に対応しているかどうかが重要になってきます。
次の章でマンションの光設備について説明します。速度はそんなに速くなくても大丈夫、という人はこれ以降は読まなくてOKです。
「 マンション向け回線を実際に選ぶ」の章へ進んでください。
【設備】あなたのマンションに光回線の設備があるかどうか



フレッツ光や ソフトバンク光 などで「光回線だから速い!最大1Gbps!」という広告を見ます。
画像引用:NTT西日本公式ホームページ「Web光もっともっと割」
「光回線ならどのマンションでもみんな1Gbpsだよね!」と思ってしまっている人が多いのですが、これには落とし穴があります。
マンションでは、建物の入口までは1Gbps対応だけど 建物内の配線は1Gbpsに対応していないことがあるのです。
せっかくマンションの入り口まで1ギガの光回線でも、そこからあなたの家までの回線が1Gbpsに対応していなければ、当然ですが1Gbpsは出ないのです。
入り口からの配線が VDSLやLANケーブルの場合だと、光回線契約なのに 最大速度が100Mbpsしか出ない、ということもあります。
ここでは、あなたのマンション設備の速度の調べ方を、写真を交えてできるだけわかりやすく解説します。
少し難しいかもしれませんが、しっかり最後まで読んでくださいね。
この落とし穴にひっかからないように、あなたがやるべきことは以下のとおりです。
- まずは自分のマンションの光回線対応速度を確かめる
- もし速度が遅い設備しかないマンションだったら…
- 入居前の場合:棟内光ファイバーの物件へ再検討する
- 入居済みの場合:モバイル回線を試してみる
順にみていきましょう。
自分のマンションの光回線対応速度を確かめる方法
マンションに導入されている光回線の設備は、 主に「フレッツ光」「 auひかり 」の2つです。
※他にもドコモ光やソフトバンク光などの光回線サービスもありますが、これらはフレッツ光の回線をドコモやソフトバンクが営業・販売しているだけです
回線設備はフレッツ光のものなので、確かめるのはフレッツ光とauひかりの2つでOKです。
ここではフレッツ光(NTT西日本)のサイトで確認する方法を説明します。
※富山、岐阜、愛知、静岡より西がNTT西日本エリア、新潟、長野、山梨、神奈川より東がNTT東日本エリアです
1.NTT西日本 フレッツ光 エリア判定ページにアクセス
画像引用:フレッツ光
2.「マンション(集合住宅)」にチェックを入れ、郵便番号で検索
町名、番地などを入力していき、「この住所で判定します」ボタンを押すと判定結果が出ます。
画像引用:フレッツ光
3.判定結果を確認
築3年の、筆者の友人のマンションで判定した結果がこちらです。
画像引用:フレッツ光
「フレッツ光ネクスト スーパーハイスピードタイプ隼」と書いてありますね。
これは1Gbpsの回線が各戸まで引かれている、速い回線なので安心して良いタイプです。
一方、築29年の筆者マンションの結果がこちらです。
画像引用:フレッツ光
赤枠で囲った部分をよく見ると、 「通信速度は最大100Mbps」と書いてありますね。1Gbps対応の設備がないマンションだということです。
筆者の家で実際にスピードテストツールで測ってみたところ、 実効速度は5~30Mbpsぐらいでした。
(※ソフトバンク光+家の中は無線LANの環境で測定)
このように、 同じ「フレッツ光」でもマンションによって設備が違い、それによって最大速度も変わるのです。
以下に、フレッツ光で確認したときの光回線サービスの名前と速度をまとめました。
あなたのマンションを実際にフレッツ光 エリア判定ページで検索し、どれに当てはまるのかをチェックしてみましょう。
フレッツ光ネクストの 種類 | 速度 |
---|---|
スーパーハイスピードタイプ 隼 | 下り最大1Gbps |
ハイスピードタイプ | 下り最大200Mbps |
マンションタイプ | 下り最大100Mbps |
また、 「フレッツ光で100Mbpsしか出ない…」という人は、 auひかり でもチェックしてみましょう。
流れはフレッツ光と同じです。
1.auひかり 提供エリアの検索ページにアクセス
画像引用:auひかり
マンション名まで入れた後に「このままWebで申し込む」ボタンを押しましょう。
(設備確認までしか行わないので、料金は発生しません。安心して進みましょう)
2.プロバイダを選択
画像引用:auひかり
「プロバイダ選択」にチェックを入れると、あなたのマンションのプラン名が出てきます。
3.対応しているプランを確認
画像引用:auひかり
プラン名から速度を確認しましょう。
auひかりのプラン名 | 速度 |
---|---|
| 下り最大1Gbps |
| 下り最大100Mbps |
ここまでで、自分のマンションで光回線を契約した場合の最大速度が把握できたと思います。
もし速度が遅い設備しかないマンションだったら…
マンションの設備を調べてみた結果、もしも 希望の速度より遅かったらどうすれば良いでしょうか。
まず、まだ マンション契約前の人は物件を再検討しましょう。
築年数が5年以内の物件に絞り込めば、1Gbpsに対応しているマンションが多いです。
また、マンションの契約はもう済ませてしまった人や、すでに入居している人の場合は、まずは大家さんに速度を上げられないか聞いてみましょう。
設備投資の話なので、あくまでダメ元での交渉になります。
大家さんに「対応できない」と言われた場合は、 モバイル回線を試してみるのもアリです。
遅い光回線よりも、速いモバイル回線の方が実行速度が速くなる場合も十分あります。
ただし、マンションの鉄筋コンクリートの壁はモバイルWi-Fiの電波を通しにくいと言われているため、契約前にお試し体験をするべきです。
UQ WiMAXには 15日間無料でお試しレンタルができる「Try WiMAX」というサービスがあります。
画像引用:UQ WiMAX「Try WiMAX」
お金は一切かからず、利用後の営業電話なども全然しつこくないため、特にデメリットはありません。
ですので、 実際の部屋でつながるかどうかを試してみることをオススメします。
Try WiMAXで問題ないとわかったら、WiMAXと正式に契約すればOKです。
【応用編:Ping】リアルタイム性の高いゲームをするかどうか
ここまでで「自分はモバイル回線がいい!」と思った人の中で、 「リアルタイム性が重要なゲーム」をがっつりプレイする人は、この章を必ず読んで下さい。
とくにゲームはしない、するとしても簡単なパズルゲームぐらい、という人は「 マンション向け回線を実際に選ぶ」へ進みましょう。








一般的なFPS、スプラトゥーンやモンスターハンター、ガンダムVSシリーズなどのアクション系、ストリートファイターなどの格闘ゲーム系は「ラグが多いと困るゲーム」に当てはまります。
モバイル回線は光回線に比べてping(反応速度)の数字が遅い傾向にあります。
pingが遅いとラグによって負けてしまったり、協力プレイでは迷惑がかかったりします。
筆者の環境で、光回線(ソフトバンク光)とモバイル回線(WiMAX)それぞれ10回以上ずつ計測してみた結果をまとめました。
Pingの計測結果
- ソフトバンク光:
- ping値 20~30
- WiMAX:
- ping値 40~90
※WiMAXは家や駅など複数箇所で計測
- ping値 40~90
大体、 ping値は5~60を超えると「ラグがひどい」と体感し始めます。
以上の理由から、 アクション系ネットゲームのヘビーユーザーの方には光回線をおすすめします。
まとめ:ヘビーユーザーは光回線、ライトユーザーはモバイル回線がおすすめ
ここまで見てきた4つの条件と、それぞれのおすすめ回線を改めてまとめました。


マンション向け回線を実際に選ぶ
それでは実際に、契約する候補となるマンション向けインターネット回線を見ていきましょう。
固定回線、モバイル回線それぞれで、コスパの良いオススメ回線を挙げますね。
マンションにオススメの固定回線は「スマホとのセット割引」で選ぶ!
現在、光回線で1Gbpsのプランであれば、どの会社の回線もそこまで速度などの品質は変わりません。
そうなると、比べるべきは スマホとのセット割引です。
ドコモ光 、 auひかり 、 ソフトバンク光 の大手携帯キャリアは、光回線と自社スマホとのセット割引を用意しています。
それぞれ、スマホ契約が5GBプランの場合です。
マンションプランの月額料金 | スマホ料金への割引額 | 備考 | |
---|---|---|---|
ドコモ光(※) | 4,000~4,200円 | 500円(1人でドコモ利用) 800円(家族でドコモ利用) | 主回線のみ |
auひかり | 3,800円 | 1,410円 | 家族10台まで |
ソフトバンク光 | 3,800円 | 1,522円 | 家族10台まで |
※ドコモ光は選択するプロバイダによって金額が変わります
また、格安SIMを使っている人も、セット割引を受けられる場合が多いです。
BIGLOBEやOCNなどの主要な格安SIMブランドは、BIGLOBE光やOCN光など、光回線を扱っていることが多いからです。
ただし、 割引額は200~300円と、3大キャリアに比べて低めになってしまいます。
固定回線とスマホをまとめることで、通信費を抑えましょう!
「最速」を追求するなら2GbpsのNURO光(関東・関西・東海エリアのみ)
東名阪だけの限定サービスではありますが、日本の主要インターネットの2倍の速度を誇る「2Gbps」が売りの NURO光 もオススメできます。
NURO光はソフトバンクスマホとのセット割引「おうち割」が適用になるので、 ソフトバンクユーザーで関東在住ならNURO光が絶対オススメです!
もしスマホがソフトバンク以外で割引対象でないとしても、最大2Gbpsはとても魅力的ですね。
auユーザーは地域限定インターネット事業者も検討しよう
東名阪エリア限定のNURO光だけでなく、他のエリアにも地域に根付いたインターネット事業者があります。
地域の電力会社などがインターネット事業も持っている、というところが多いです。
サービス提供エリアが狭いおかげで月額料金を抑えられたり、サポートが厚くできる傾向にあるのです。
また、なんといってもこれらの光回線は auスマホとのセット割引「 auスマートバリュー 」の対象になるので、auユーザーはこちらも検討するべきです。
各地域のauスマートバリュー対象インターネット回線
auひかりと同じく、5GBプランの場合毎月1,410円がスマホ代から割引になります。
オススメのモバイル回線はWiMAX
モバイルWi-Fiを固定回線の代わりに使うなら、「WiMAX」が絶対にオススメです。
理由は
- ギガ放題プランがある
- 通信制限がゆるい
- その割に値段も高くない(コスパがいい)
からです。
モバイルWi-Fiというとあまりイメージがわかない人も多いと思うのですが、WiMAXなら15日間の無料体験レンタル「 Try WiMAX」があります。
これで実際に使ってみるのが一番早いと思います。
筆者もモバイル回線って微妙なんじゃない?と思っていたのですが、実際に借りてみたら何の問題もなく使えてちょっと拍子抜けしてしまったぐらいです。
まとめ
あなたがマンションで一番ベストなインターネット契約をするためにやるべきことを説明してきました。
もう一度全体を振り返りましょう。
2つの「決めること」
- 固定回線にするかモバイル回線にするか
- どの会社と契約するか
マンションに住む世帯であれば、固定回線の代わりにモバイル回線を契約することも十分候補に入れられます。
そして、それを決めるためにはあなたのインターネットライフスタイルや、環境を把握することが重要です。
回線を決めるために把握すべき4つのポイント
- 【通信量】毎月インターネットをどれくらい使うか(データ上限があると困るかどうか)
- 【速度】速度にどれくらいこだわるか(普段遅くてイライラすることがあるか)
- 【設備】あなたのマンションに光回線の設備があるかどうか
- 【応用編:ping】リアルタイム性の高いゲームをするかどうか
その上で、光回線・モバイル回線のオススメ契約先はこのとおりです。
光回線・モバイル回線のオススメ契約先
- 光回線:スマホとセット割引がある会社
- モバイル回線:WiMAX
インターネット回線選びは複雑ですが、1回契約すると年単位で使い続けることになります。
不満があってもそう簡単に乗り換えることはできないものなので、しっかり考えて納得できる選択をしましょう!
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