Wi-Fiルーターって無料で手に入るの?無線LAN環境を構築しよう
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スマートフォンやノートパソコンなどをインターネットにつなぐための無線LAN環境構築には、「 WiFiルーター」という機械が必要になります。
しかしWiFiルーターについて調べようとして、下記のような悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。
この記事ではこんな疑問に答えます!
- 無線LANを使うために「ルーター」が必要なのはわかったけれど、 どこで手に入るの?お金はかかるの?
- 無料のWi-Fiルーターがあるって聞いたけど本当?
- どのWi-Fiルーターを、 いろいろ無料で試してみることはできる?
WiFiルーターは2種類あり、自宅に据え置くタイプのWiFiルーターと持ち運ぶことができるWiFiルーターがあります。
持ち運ぶことの出来るWiFiルーターの事を「モバイルWiFiルーター」といい、モバイルWiFiルーターの場合、端末価格が実質無料で手に入ることもあります。
Wi-Fiルーターは2,000円くらいから高いハイスペックWiFiルーターであれば数万円かかる機種もあります。
この記事では、Wi-Fiルーターを導入するためにかかるお金と、無料あるいはそれに近い格安の金額で 最良のWi-Fiルーターを手に入れるにはどうすればいいのか?を解説します。
モバイルWi-Fiであれば、無料でお試しができるものがあるので、ご紹介していきます。
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とくとくBB3,762円 27,720円 Board
WiMAX2,999円 3,753円 0円 カシモ
WiMAX0円 4,500円 4,750円 0円 THE WiFi
(100GB)3,828円 4,226円 0円 MUGEN WiFi
(100GB)3,718円 0円
目次
まずは「ルーター」とは?をおさらい
Wi-Fiルーターの入手方法を調べる前に、そもそも「 ルーター」とは何なのか、おさらいしておきましょう。
「無線LAN環境でPCやスマートフォンなどを使うときに必要なもの」
ということは何となく分かっているけど、
「実際どんな働きをしているものなのかよく分からない」
という人は、まずその役割について詳しく知っておきましょう。
ルーターの役割についてはもう理解できているから大丈夫!という人は、この章は飛ばして先へ進んでいただいてかまいません。
→「 据え置き型ルーター(固定回線)の入手方法と値段」の章へ
ルーターの役割
「 ルーター」は、インターネットへの接続に不可欠のアイテムであり、 「別々のネットワークを相互に接続する」という役割を持っています。
たとえばパソコンを使ってGoogleなどの検索エンジンで、ある言葉を検索します。
このとき、パソコン上で行われたリクエストは、Wi-Fiの電波に乗ってルーターに届き、そこから契約しているキャリアの回線を通してインターネットにつながります。
手元の端末と、インターネットの世界をつなぐためのものがルーターである、とイメージすればわかりやすいでしょう。
ルーターからパソコンなどの機器を接続する方法は「有線」と「無線」の2種類
現在主流となっているルーターは、ケーブルを使ってインターネットへ接続する有線接続だけでなく、無線(Wi-Fi)接続でもインターネット利用ができるタイプです。
この記事の中でも、“ ルーター=無線接続機能を持つ「Wi-Fiルーター」”として説明をしていきます。
インターネットに接続するための「回線」には、「固定回線」と「モバイル回線」の2種類がある
固定回線とモバイル回線では、ルーターの使い方や役割が少し異なってきます。
ですので、次はこのそれぞれの回線について説明していきましょう。
固定回線におけるルーターの役割
固定回線は、家や職場など、 限定された屋内だけでインターネットを利用するための回線です。
フレッツ光などが有名な「回線」です。
ここでのWi-Fiルーターの役割は、 PCやスマートフォン、タブレットなどの端末を、その屋内で契約されているWi-Fi経由でインターネットへ接続することです。
この役割の中でもとくに重要なのは、複数のネットワーク間を相互につなげ、また、ルーターに接続された端末同士の通信を可能にするということでしょう。
多くの場合、家や職場には、複数のPCがあったり、スマートフォンやタブレットなど、さまざまな端末が使われています。
ルーターがあれば、これらを同時に使用することができるようになります。
ただし、ルーターだけあっても、固定回線で通信をすることはできません。
「モデム」あるいは「ONU(光回線終端装置)」という機器が必要です。
回線業者と固定回線の契約をするときには、ルーターと一緒にこれらをレンタルで貸してくれる場合が多いようです。
「モデム」「ONU(光回線終端装置)」とは?
モデムやONUは、 回線を通じて送受信するデータを変換する機器です。
PCやスマートフォンなどを使い、私たちが端末で送受信するデータは「デジタル信号」なのですが、回線を通じてインターネットから受け取るデータは、「アナログ信号(アナログ回線の場合)」や「光信号(光回線の場合)」です。
アナログ信号や光信号のままでは、端末上でデータを送受信することができないので、それらの信号を「モデム」や「ONU」がデジタル信号へ変換してくれる、という仕組みです。
モバイル回線におけるルーターの役割
一方モバイル回線は、無線のWi-Fiを通じて端末をインターネットに接続する回線なので、固定回線のように特定の場所に限られることなく、通信可能エリアであればどこでもインターネット通信を楽しむことができます 。
このモバイル回線下で使うルーターは、「モバイルWi-Fiルーター」と呼ばれ、ポケットに入れて持ち運びができるくらいの小型サイズのものです。
モバイル回線では、このモバイルWi-Fiルーターがなければ通信を行うことができません。
商品名で言うと、UQ WiMAXやY!mobileのポケット型WiFiなどが有名ですね。
モバイルWi-Fiルーターは、固定回線のところで説明した「モデム(ONU)」の機能も兼ね備えているので、PCやスマートフォンなどの端末と一緒に持ち運ぶのは、モバイルWi-Fiルーターだけでかまいません。
また、複数の端末を接続することもできるので、PC、スマートフォンを同時にインターネットにつなげることも可能です。
モバイルという名の通り、基本的には外出先で利用することを前提としていますが、最近は家で固定回線を契約せず、モバイルWi-Fiルーターだけで済ませる人も多いようです。
さて、ここから先は、「据え置き型ルーター」と、「モバイルWi-Fiルーター」について、それぞれ細かく解説していくことにします。
据え置き型ルーター(固定回線)の入手方法と値段
「 据え置き型ルーター」は、家の中でコンセントにつないで使うタイプで、 定位置にずっと置いたまま使うものです。
この据え置き型ルーターに関しては、無料で入手できるという情報を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
据え置き型ルーターの 入手方法にはいくつかのバリエーションがあります。
必ず無料になるというわけではありませんが、それぞれ確認してみましょう。
据え置き型ルーターには、 固定回線を利用するものと モバイル回線を利用するものがありますので、別々に解説します。
この章では、 固定回線を利用した据え置き型ルーターを入手する方法についてみてみましょう。
レンタル
回線業者と契約して、その会社からルーターをレンタルするという方法があります。
毎月レンタル料金が発生しますが、ルーターのレンタル代金のみを見れば、 数百円で借りられるものが主流です。
たとえば、フレッツ光で回線契約をした場合に、無線LANカード付きのルーターをレンタルすると、料金は1ヶ月あたり825円です。(2023年12月現在)
購入
回線業者・家電量販店、通販などからルーターを購入するという方法もあります。
この場合は、ルーターを利用するための料金はかかりませんので、最初に購入代金を支払ってしまえばそれで終了です。
レンタルサービスと比較しても、それほど高額にはならないものがほとんどです。
NEC、バッファローなどからさまざまな種類のルーターが出ていますが、たとえばバッファローの「WHR-1166DHP4」なら、7,000円。
アウトレット価格で購入すればさらに安く入手することが可能です。
2年以上使うと想定すれば、レンタルよりもお得になることもあります。
自分で機器の設定をすることが苦でなければ、選択肢に入れる価値がありそうですね。
インターネット回線事業者が無料でルーターを提供してくれる場合
インターネットの回線業者や、そのプランによっては、ルーターを無料で提供してくれる場合があります。
無料でレンタルできるルーターは、比較的スペックの低いものが多いようですが、一般的な使い方をする限りであれば、ストレスなく利用することが可能です。
「auひかり 」を例にして説明しましょう。
auひかり にて無料でレンタルできるルーターであれば、「比較的スペックが低め」といっても、通常の動画を視聴したり、ゲームをしたりするのには支障がないレベルです。
仕事で大容量のデータ授受をすることが多いなど、無料のルーターでは不安という場合には、月額550円の料金で、外付けのルーターをレンタルすることができます。
こちらを使えば、ルーターの最大対応速度が上がるため、ヘビーユーザーの人でも快適に通信を楽しむことが可能です。
auひかり で1点注意したいのが、 ルーターを無料でレンタルするためには、 auスマートバリュー への加入が必須になっていることです。
スマートフォン、自宅の固定電話、インターネットをセット契約することで割引が受けられるというサービスなので、家全体の通信費の見直しをしたい場合などには、導入を検討する価値があります。
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次に、 モバイル回線を利用した据え置き型ルーターについて見ていきましょう。
据え置き型ルーター(モバイル回線)の入手方法と値段
こちらもコンセントにつないで使うタイプですが、先に説明した固定回線利用の据え置き型ルータとは少し性質が異なります。
ルーター自身に通信機能があり、携帯キャリアの回線などに接続して利用するタイプになります。
こちらも、入手方法をチェックしてみましょう。
レンタル
たとえばソフトバンクが提供しているサービス「Softbank Air 」では、Airターミナル(据え置き型ルーター)の レンタル料金が月額539円です。
ただ、これら据え置き型ルーターのレンタルサービスに関しては、新規受付を終了しているものも多く、 縮小傾向にあるようです。
大手のレンタルサービスでは、auの「HOME DPOT CUBE」や、ドコモの「Home Wi-Fiサービス」などがありましたが、どちらも終了しており、新規で契約することはできません。
ユーザー側の用途や利用スタイルが多様化し、通信機器の選択肢が大きく拡がっていることが背景にあるようです。
購入
先ほどレンタルサービスの例で出したSoftbank Airの例を、基本料金を含めた月額で比較してみましょう。
購入(分割払い) | レンタル | |
---|---|---|
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 |
月額利用料 | 5,368円 | 4,800円 |
Softbank Air代金 | 1,980円 | 539円 |
割引サービス | ▲1,980円(月月割36ヶ月) | - |
初月の月額料金 | 8,668円 | 5,907円 |
2ヶ月目以降の月額料金 | 5,368円(キャンペーンで6ヵ月間月額1,980円) | 5,907円 |
購入の場合、月月割で毎月の購入代金を引いてくれるので、 購入の方が毎月のレンタル費用539円分がお得になります。また、購入した場合はキャンペーンにて6ヵ月間月額1,980円で利用できるため、レンタルよりもさらにお得です。
さて、次の章では、これらの据え置き型ルーターの「 お試し利用」ができるかどうかについて、見ていきましょう。
据え置き型ルーターはお試しできるの?
据え置き型のルーターを使う場合は、事前に「お試し」をして、そのエリアでうまく通信ができるかどうかを確認しておくと安心です。
据え置き型ルーターの場合、お試しができるものが少ないのですが、前述の「モバイル回線を利用した据え置き型ルーター」であれば、下記のようなプランがあります。
UQ WiMAXの「 Try WiMAX」で、 15日間無料で試すことができます。
気になる方は、こういったお試しサービスを利用して、自宅での通信状況をチェックしてみてはいかがでしょうか。
ここまでは、据え置き型のルーターについて解説してきました。
次は、自由に持ち運びができる「 モバイルWi-Fiルーター」の入手方法についてくわしく見ていきましょう。
モバイルWi-Fiルーターの入手方法と値段
モバイルWi-Fiルーターは、どこにでも持ち運べる小型のルーターで、モバイル回線で通信を行ってWi-Fiに接続します。
引っ越しや帰省など、一時的にインターネットを利用したい場合にはレンタルが便利ですが、この記事では日常使いのルーターについて解説し ていますので、「購入する場合のバリエーション」を中心に見ていきましょう。
モバイルWiFiの大きな利点は、工事不要で即日利用開始も可能な点と言えるでしょう。
まず、モバイルルーターには通信方式の違いで2種類に分けることができます。1つは「WiMAX」を使った通信方式と、もう1つは「LTE」や「5G」などのスマホと同じ通信方式です。
モバイルルーターの通信方式
- WiMAX・・・UQコミュニケーションズ、au
- LTE・5G・・・ポケット型WiFi(ソフトバンク)、WiFi STATION(ドコモ)、どんなときもWiFi
モバイルWiFiを利用するには、
- 上記モバイルWiFiの通信を提供しているところで購入するか、
- または家電などでSIMフリーのモバイルWiFiルーターを購入し格安SIMのカードを挿入して利用するかの2パターンとなります。
新規回線契約と同時に購入
まずは、新規のモバイル回線を契約する際、同時にモバイルWi-Fiルーターを購入する方法があります。
中には、モバイルWiFi代金が実質無料になる回線業者もあります。
さらに、 キャッシュバックのキャンペーンなどを行っている時期に契約をすれば、お得に入手できるケースもあります。
購入したいと思ったタイミングで各社の端末の価格を調べてみると良いでしょう。
WiMAX(GMOとくとくBB)ならルーターの端末代金無料+キャッシュバックキャンペーンを行っており、今1番実質月額料金がお得に契約できますのでおすすめです。キャッシュバックキャンペーンについては注意点もありますので、下記記事にて詳しくご紹介していますのでご確認ください。
好きなルーター端末を購入
回線契約とは別に、自分の好きなモバイルWi-Fiルーターを購入するという方法もあります。
スマートフォンなどと同様に、モバイルWi-FiルーターにもSIMフリーの端末があり、キャリアの契約に縛られることなくルーターを使いたいという人におすすめです。
この場合は、ルーターを単体で購入することになるため、端末価格が20,000円~40,000円と高額になります。
ただし、データ通信SIMの月額が格安(3GBのデータ通信で月額1,000円程度)におさえられるため、長期でモバイルWi-Fiルーターを利用したい場合にはこちらのほうがお得になることもあるでしょう。
また、頻繁に海外でデータ通信を利用したいという場合にも、そのまま使えるというのは大きな魅力の一つです。
ただし、対応周波数により渡航先で手持ちのルーターが使えない場合があります。事前に調査することをおすすめします。
まとめ
Wi-Fiルーターの仕組みと、お得に利用する方法について解説してきましたが、全体像はお分かりいただけたでしょうか。
ひと口にWi-Fiルーターといっても、 据え置き型・モバイル型の2種類があり、 場合によっては無料で利用することも可能であることがわかりました。
無料でお試しをすることができるプランもあるので、まずは自分の環境に適したWi-Fiルーターがあるかを確認し、お試ししてみてはいかがでしょうか。
利用状況に適したWi-Fiルーターをお得に入手して、ストレスのない無線LAN環境を楽しんでください。
下記、持ち運びが出来るモバイルWiFiのおすすめです。
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