1日だけWi-Fiが使いたい!「UQ WiMAX 1day」契約、Wi-Fiレンタル、テザリングのどれがお得?
年に数えるほどしかインターネットをしない!
でも使う時はがっつり使う!
こういう人にとって、インターネットを安く使うためにはどういう方法があるのかをいろいろ調べてみると、デイリー(1日)単位で契約ができる「UQ WiMAX 1day」がよく紹介されています。
1日単位で契約できるなんてとても便利そうですが、下記のような疑問も思い浮かぶのではないでしょうか?
この記事ではこんな疑問に答えます!
- UQ 1 Day(ユーキューワンデー)は具体的にどんなサービス?
- UQ 1 Dayはいくらするの?どれぐらいネットをするなら通常契約のほうがいいの?
- 1日だけネットするなら他にいい方法はないの?
そこで本記事では、 「特定の1日だけネットをしたい!」という人のために、UQ 1 Dayの特徴を中心にお伝えします。
また、 スマホを持っている人であれば、「テザリング」も候補の1つです。
UQ 1 Dayに申し込む必要が無いかもしれません。
どちらがいいのか見極め方についても解説していくので、ぜひ最後まで目を通して自分に最適なインターネットの方法を選択しましょう。
また、以下の記事でWiMAX契約を検討している方にお得なキャッシュバック情報や28社比較をした上でのおすすめプロバイダ5社などについて詳しくご紹介していますのでご参考ください。
UQ 1 Day(ユーキューワンデー)とは?
「UQ 1 Day」とは?
簡単に言うと WiMAX回線を1日単位で利用できるサービスのこと。
1日といっても日付での切り替えではなく、利用は24時間単位です。
今日の18時に契約した場合は、ちょうど明日の18時までの利用が可能になります。
料金も572円と安価で利用しやすい設定なので、たとえば
「普段は必要ないけど、この出張の日だけ外でインターネットを使いたい!」
といった人にはとくに向いていると言えるでしょう。
UQ 1 Dayを利用する際の注意点
UQ 1 Dayの利用を考えているなら、下記の注意点を押さえておきましょう。
UQ 1dayの注意点
- WiMAX2+回線ではなく「WiMAX回線」のサービス
- 利用するためにはWiMAX回線用の「機器(ルーター)」が必要
UQ 1 Dayは旧規格であるWiMAX回線のサービスなので、 最新の通信規格であるWiMAX2+回線用の機器には対応していません。
そのため、WiMAX2+用の機器しか持っていない人やそもそもWiMAX端末を持っていない人がUQ 1 Dayを利用したい場合、以下のような機器を準備する必要があります。
- AtermWM3800R
- URoad-Aero
- Mobile Slim
- URoad-SS10
- AtermWM3600R
- AtermWM3450R
- Mobile Cube
- URoad-Home
- WMX-GWMR
- URoad-8000
現在WiMAX2+が主流のUQコミュニケーションズでは、上記機種はすでに販売終了のため購入できません。
Amazonで今現在も販売している機種の価格を調べてみたところ、
- AtermWM3800R 10,480円
- AtermWM3600R 7,980円
- URoad-Home 12,900円
- URoad-8000 3,179円
となっています。(※2017年5月現在、いずれもAmazonプライム対応商品)
UQ 1 Dayのサービス自体は24時間572円で利用できますが、以下のようなデメリットもあることを押さえておきましょう。
UQ 1dayのデメリット
- 機器(ルーター)を調達する手間がかかる
- その場合、購入費として初期投資が必要
頻繁にUQ 1dayを使う人でなければ機器購入金額はとても高くついてしまいます。
本当にUQ 1 Dayがベストなのか考えてみる
特定の日だけインターネットを使いたい場合、UQ 1 Day以外にも方法はあります。
ここからは他のプランや接続方法と比較しながら見ていきたいと思います。
どんな使い方をしたいかによってベストな選択肢が変わってきますので、自分に当てはめながら読み進めてみてください。
UQ 1 Dayと他のプランの比較
まずはWiMAXプラン内での比較をしてみます。下記の表にまとめてみました。
プラン | 金額 | 解約料 |
---|---|---|
UQ 1day | 572円/月 | 1日単位の契約のため無し |
UQ Flat年間パスポート (1年契約) | 3,696円/月 | 更新月以外の解約…9,500円もしくは、5,000円 |
UQ Flat | 4,267円/月 | 30日以内の解約…2,000円 |
参考:UQ WiMAX「 UQ 1day」「 UQ Flat年間パスポート」、「 UQ Flat」
WiMAX回線の最安プランは、1年縛りがある「UQ Flat年間パスポート」の3,696円です。
1年縛りの契約なので3,696円×12ヶ月で44,352円、契約時の登録料3,000円を合わせると利用料の合計は年間47,352円となります。
こちらUQ 1 Dayに換算すると約82日分、1ヶ月にすると約7日間の利用と同等の料金です。
ざっくりと計算してみると、
- 1ヶ月に7日以上
- 1年間コンスタントに利用する
上記のようなケースでは UQ 1 Dayよりも月額プランのほうが有利という結果になりました。
なお年単位での利用予定がない場合には、年間パスポートではなく月額4,267円のUQ Flatプランを選択することになります。
ただしやはり契約時には3,000円の登録料が必要なので、初月の料金は7,267円かかります。
UQ 1 Dayプランで約13日分に当たりますので、 数日間の使用であれば「UQ Flat」プランのほうがお得になるというケースはまずないでしょう。
モバイルWi-Fiのレンタル利用も検討を
「UQ 1 Dayのためにわざわざ機器(ルーター)を購入するのは面倒…」
「月額プランは登録料もかかるし契約料などのややこしい縛りが多い」
と感じた人におすすめなのが、モバイルWi-Fiのレンタル利用です。
とくに 1週間以上の利用を考えているならぜひ検討すべきです。
レンタル業者を利用するメリットとして、自分自身でキャリアと契約する手間や機器の準備が一切不要になります。
レンタル料金は機種によって大きく違いますが、比較的新しく使い勝手の良い機種を借りても1ヶ月4,000~5,000円台が平均になっています。
UQ 1 Dayは1日572円ですが、7日間使えば約4,000円、10日間使えば6,000円近くになります。
これでは モバイルWi-Fiを1ヶ月レンタルするよりも高くなってしまいます。
したがって、
- これから機器を購入しなくてはならない
- WiMAX機器は手元にあるが7日以上使う、もしくは使うかもしれない
上記の条件であればレンタルを検討したほうがお得に利用できる可能性が高いです。
短期間の利用を目的としたレンタルサービスのおすすめは
の3社です。
一方で、
- 確実に1日もしくは数日間しか使わない
- WiMAX回線用の機器がすでに手元にある
のような場合ならUQ 1 Dayを選択したほうが良いでしょう。
【スマホを持っている人】テザリングで事足りないのか考えてみる
ここまではモバイルルーターを利用してインターネット接続を行うパターンを見てきました。
しかし、
- あくまで1、2日間限定で利用したい
- さほど大きな通信をする使う予定がない
といったケースであれば、スマートフォンの テザリング機能でインターネット接続するのもひとつの手です。
そもそもテザリングとは何か?
「テザリング」とは?
スマートフォンをアクセスポイントとしてインターネットに接続すること。
つまり機器(ルーター)にあたるものがスマートフォンになり、パソコンやタブレットなどの通信機器を通じてネットを楽しむことが出来ます。
テザリングは2017年5月現在、docomo・au・ソフトバンクの主要キャリアでは無料もしくは500円のオプション料金で利用することが可能です。
スマートフォンの契約プランによって変わりますので、分からないという場合には下記サイトから確認してみてください。
3大キャリア公式(テザリングについての詳細)
ほとんどの人が外出時にスマートフォンを持ち歩いていますよね。
そのため、 特別な準備をすることなく外でインターネット接続可能な点がテザリングの大きなメリットです。
大容量の通信をしないならテザリングも◎
一方テザリングのデメリットは、あくまで スマートフォンで契約しているデータ通信量の範囲内でしか使えない点です。
大容量の通信をしない場合に限って、テザリングでの対応をおすすめします。
たとえば、月5GBの契約なのに1日のテザリングでそれを使い切ってしまったら、即座に通信制限がかかることになります。
制限がかかった場合の通信速度は128Kbpsで、これでは動画視聴はもちろん、まともにネットサーフィンすらできません。
解除するためにはキャリアからデータ通信を追加購入しなくてはならないので、別途料金が発生します。
つまり、
- 動画を長時間視聴する
- 大きなファイル等をやりとりする
といった目的でインターネットをしたいならテザリングは向かないということです。
その場合はWiMAXなどのデータ通信無制限のものを利用してください。
一般的なネットサーフィンやメールのやりとりのためであれば 1、2日程度はテザリングで十分に乗り切れるはずです。
UQ 1dayがオススメな人はこんな人!
これまで解説してきたことを踏まえると、
- WiMAX回線対応の機器をすでに持っている
- GB単位の大容量通信をしたい
- 長期ではなく1日~1週間程度だけ利用したい
という 条件が揃っていれば、UQ 1 Dayをオススメするというのが筆者の結論です。
それぞれの利用目的によって、業者からのレンタルやスマートフォンのテザリング利用など選ぶべき選択肢は変わってくるでしょう。
「UQ 1 Day」契約から接続までの流れ3ステップ
ここからは実際にUQ 1 Dayを利用するための手順を見ていきたいと思います。
どのような流れでインターネットに接続するのか、流れを押さえていきましょう。
ステップ1.UQ 1 Dayの契約手順
手順1.ルーターの電源を入れ、ユーティリティを起動
UQ 1 Dayに対応したルーターの電源を入れ、ユーティリティを起動して「接続」ボタンをクリック。
手順2.スタートページからUQ 1 dayにアクセスする
ブラウザが立ち上がり、総合ポータル スタートページを表示されたら、 UQ WiMAX→新規お申込み→UQ 1 Dayの順に進みます。
手順3.クレジット情報を入力
その後、氏名や住所・連絡先などの個人情報と支払いのためのクレジットカード情報を入力し、申し込みボタンを押します。
手順4.「開通コード」を入力して申し込み完了
問題なければ「開通コード」が表示されるので、開通コード入力受付センターに電話をし、コードを入力してください。
以上で申し込みは完了です。
なお口座振替での申し込みの場合、本人確認書類の送付が必要になりますのでそのぶん手間と時間がかかってしまいます。
クレジットカードがあれば利用したほうが便利でしょう。
※UQ 1 Dayの契約自体は最終利用日から90日で自動的に解約されます。
90日以内に再度利用したい場合は、契約の手順を飛ばして「利用時間の購入」に進めます。
ステップ2.利用時間の購入
UQ 1 Dayの 契約が済んでもまだWiMAX通信が行える状態にはなっていません。
利用時間の購入をする必要があるので、WiMAXの通信エリア内でブラウザを起動してください。
専用ページの画面が表示され、そこから利用時間を購入することができます。 購入できるのは「24時間」の1種類のみです。
ステップ3.利用開始
時間を購入した時点から24時間、WiMAX回線での通信が利用可能です。
24時間経過後は自動的に接続が切断されます。
もし引き続きUQ 1 Dayでインターネットをしたい場合には、再度「ステップ2.利用時間の購入」の手順を行いましょう。
24時間経過する前に延長しておくことはできないので、その点は注意してください。
まとめ
今回はたまにしかインターネットを利用しない人向けに、UQ 1 Dayの詳細と比較できる他の方法について解説してきました。
まとめると、
【UQ 1 Day】
- WiMAX回線対応の機器をすでに持っている
- 1日~数日だけ大容量で通信したい
【WiMAX月額契約】
- 平均で月7日以上、かつ1年以上コンスタントに使う予定がある
【モバイルWi-fiのレンタル】
- 面倒な手続きや契約縛りがないほうがいい
- 月に7日以上使う予定がある
【スマートフォンのテザリング】
- さほど大きい通信をする予定がない(スマートフォンの契約に収まる)
- 手軽に1日~数日程度だけ使いたい
以上のように用途によって最適な手段が変わります。
ぜひ自分に合うのがどれなのかを見極めたうえで、快適にインターネットを利用してくださいね。
モバイルWi-Fiルーターで一番魅力度の高い回線が「WiMAX」です。
■WiMAXのオススメポイント
・データ使い放題プラン(ギガ放題)がある
・ギガビット級の高速通信
また、気になる通信制限もWiMAXは「3日間で10GB」。これはWi-Fiルーターの競合他社よりかなりゆるい制限で、普通の使い方ではそうそう制限にひっかからないことも大きな魅力です。
WiMAXの契約窓口はいくつもありますが、その中でも業界最大級の現金キャッシュバック(なんと最大32,000円!)&即日発送のGMOとくとくBBがオススメです!
もし満足いかなかったとしても、20日以内ならキャンセル料無料で解約できるのも安心です。
また、以下の記事「【28社比較】WiMAX契約におすすめのプロバイダ厳選5社」で後悔しないプロバイダ選びを徹底解説していますのでご参考にしてください。
Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。