WiMAXのハイパフォーマンスモードって何?もう困らない電池モード切り替え方法まとめ
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WiMAXの機種選びをしていると、スペック表のバッテリーの欄で「ハイパフォーマンスモード」「バッテリーセーブモード」という言葉を目にします。
それぞれの最大連続通信時間が書いてありますが、2つ書いてあるので「どっちを見ればいいの?」と困ってしまいますよね。
この記事ではこんな疑問に答えます!
- WiMAXの「ハイパフォーマンスモード」って何?
- バッテリーを長くもたせるには、モードをどう切り替えて使えばいいのか教えて!
ハイパフォーマンスモードは簡単に言うと、電波状況は良いが、そのかわり電池をたくさん使うというモードです。
端末の電波受信力をMAXで使うので電池消費が激しいのです。
一方、バッテリーセーブモード、エコモードと呼ばれるモードでは電池をセーブする代わりに通信速度が遅くなります。
モードが複数あるということは、利用状況に合わせて切り替えることで電池の持ちを最大化できるということです。
この記事では各モードを解説し、どう切り替えると電池がよくもつのか?を解説していきます。
モード以外に電池を長持ちさせるコツや、各機種の違いも解説しますので、ぜひ機種選びの参考にしてくださいね!
また、以下の記事でWiMAX契約を検討している方にお得なキャッシュバック情報や28社比較をした上でのおすすめプロバイダなどについて詳しくご紹介していますのでご参考ください。
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ハイパフォーマンスモードとは
「ハイパフォーマンスモード」は、フルパワーで高速通信を行う分、電池の減りが早いモードです。
WiMAXの広告でよく見る「下り最大速度440Mbps!」というのは、このハイパフォーマンスモードを使ったときの理論上の最大値です。
しかし、全ての機種がこの440Mbpsに対応しているわけではありません。
WiMAX主要6機種の最大速度比較
2017年11月現在の主要機種と、モード別の最大速度をまとめました。
機種名 | 440Mbps | 220Mbps | 110Mbps |
---|---|---|---|
WX04 | ・ハイパフォーマンス 8時間10分 | ・ノーマル 11時間半 | ・エコモード 13時間50分 |
W04 | ・ハイパフォーマンス 6時間半 | ・ノーマル 9時間 | ・バッテリーセーブ 10時間30分 |
WX03 | ・ハイパフォーマンス 7時間20分 | ・ノーマル 10時間 | ・エコモード 12時間20分 |
W03 | × | ・ハイパフォーマンス 9時間 ・ノーマル 10時間10分 | ・バッテリーセーブ 12時間10分 |
W02 | × | ・ハイパフォーマンス 6時間30分 ・ノーマル 7時間 | ・バッテリーセーブ 8時間30分 |
WX02 | × | ・ハイパフォーマンス 6時間20分 ・バランスモード 8時間10分 | ・エコモード 10時間 |
どの機種にも3つのモードがある
機種によって呼び方は違いますが、ほとんどの機種は次の3つのバッテリーモードがあります。
3つのバッテリーモード
- ハイパフォーマンス
- ノーマル
- バッテリーセーブ
2016年12月以降に発売されたWX03・WX04・W04以外は、ハイパフォーマンスモードがあっても440Mbpsの速度は出ません。
同じ「ハイパフォーマンスモード」の呼び名でも、 W03・W02・WX02の3機種は最大220Mbpsまでしか出ないことに注意しましょう。
また、エリアによっては速度が220Mbpsまたは110Mbpsまでしか対応していない場合もあるので、自分の利用する地域の電波状況をあらかじめ調べておきましょう。
- UQコミュニケーションズ「 サービスエリアマップ(WiMAX2+・UQ mobile)」
据え置き型なら常にハイパフォーマンスモードで通信できる
ちなみに表には載せませんでしたが、「Speed Wi-Fi HOME L01」などの据え置き型はバッテリー式ではないため、常にハイパフォーマンスモードの通信が可能です。
それでは、それぞれのモードについてくわしく見ていきましょう。
高速通信が必要な時に使うのがハイパフォーマンスモード
下り最大速度440Mbpsのハイパフォーマンスモードは、高速通信が必要な時に使います。
具体的にはこんな時です。
- 動画を高画質で見たいとき
- 容量の大きなデータやゲームなどをダウンロードするとき
このモードは電池残量が少なくなっても引き続き高速通信を行うため、外でずっと使っているとあっという間にバッテリーがなくなってしまいます。
一方、充電中(ケーブルやクレードルに挿した状態)では、バッテリーの心配がないので心おきなく使えます。
自宅やコンセントのあるカフェなどではハイパフォーマンスモードにすることで、 高速通信の恩恵を最大限受けることができます。
ただし、 出かける前や移動時などは必ずモードをチェックする癖をつけるようにしましょう。
外出時はバッテリーセーブモードで省エネに
バッテリーセーブモードは、通信速度を下げることで電池を長持ちさせるモードです。
長い機種だと12時間以上も通信を維持してくれるので、 長時間の外出時に向いています。
機種によって呼び方は違いますが、
- エコモード
- バッテリーセーブモード
- 省電力モード
全て同じです。
バッテリーセーブモードにすると最大速度は110Mbpsまで下がりますが、実際の速度は数Mbpsという場合がほとんどです。
実際の速度は数Mbpsでも軽い動画なら見られる
「数Mbps」=1~3Mbps程度ですが、これは 軽い動画なら見られる程度の速度です。
たとえば、WiMAX2+は3日間で10GB以上使うと翌日の夜に速度が1Mbpsに制限されます。
この「1Mbps」は「YouTubeの標準画質の動画が見られる速度」です。
動画配信サイトの「Hulu」も、スマホやタブレットなら3Mbps以上あれば見ることができます。
よって、メールのやり取りや通常のネットサーフィンなど、 それほど高速でなくても良い場合もバッテリーセーブモードで十分です。
大切なメールを待ち受けている時や、とにかく電池を長く持たせたい!という時は、バッテリーセーブモードにしておくと安心です。
自動で調整してくれるバランスモード
WiMAXにはもう一つ、「ノーマル」や「バランス」という、自動で調節してくれるモードがあります。
購入時はバランスモードに設定されていて、電池残量が少なくなると、自動的にバッテリーセーブモードにしてくれます。
W04の場合、電池残量が約35%以下になるとバッテリーセーブモードに切り替わります。
しかし、「バランスモードがあるなら、常にバランスモードにしておけば良いのでは?」と思ってしまいますよね。
確かに、公式サイトにも「初心者向け」と書いてありますし、出荷時はノーマル(バランス)モードにされています。
WiMAXはモードの使い分けにより状況に適した使い方ができる
ノーマルとバッテリーセーブモードの電池持ちの違いは、現行の6機種を平均すると 約2時間です。
たとえば通勤時や営業中にずっと通信をしたい人などは、WX03のノーマルモードだと10時間となり、家に帰るまでギリギリ持たないかもしれません。
始めからバッテリーセーブモードなら、12時間20分持つので、帰りにカフェに寄って作業をしても少し余裕があります。
また、電池は残り少ないけれど急いで資料をダウンロードしたい時や、電車でもうすぐ家に着くからギリギリまでゲームをしたい!という時は、ハイパフォーマンスモードでも構わないはずです。
モードを分けることで さまざまな使い方に対応できるのが、WiMAXの強みなのです。
おすすめのモード切り替え術&端末選びのコツ
ここからは、ストレスなく使えるモードの切り替え方や、それ以外に電池を長持ちさせる方法を紹介します。
おすすめのモード切り替え術
まずは、WiMAXのモード切り替え術をまとめます。
充電中や高速通信をしたい時はハイパフォーマンスモード!
- 自宅で充電中や、カフェなどでコンセントが使える時
- 電池残量が少なくても高速通信をしたい時(帰宅前など)
初心者や、面倒な人はバランスモード!
- 動画を見たり、SNSを楽しんだりするならこれで十分
- W04、WX03、W03ならノーマルモードでも9時間通信可能
- WX04はノーマルモードで11時間半
長い外出の時はエコモード!
- できるだけ長く持たせたいとき
- メールの送受信やブログを書くなど、高速通信をあまり必要としない時
電池を持たせたいなら最新機種「WX04」がおすすめ!
長く電池を持たせたいという観点なら、2017年11月発売のWX04が一番おすすめです。
また、前機種のWX03はモード切り替えの度に本体の再起動が必要でしたが、WX04は不要なのもおすすめなポイントです。
さらに、WX04には使わない間は自動で電源を落としてくれる「スケジュール機能」もついています。
夜寝ている間だけオフに設定しておけば、うっかり充電を忘れて朝になってしまった場合などでもバッテリーを保持できます。
充電時にはハイパフォーマンスモードに自動で切り替えてくれる設定が便利
また、W03やW04、WX04には、「充電時ハイパフォーマンス自動切替設定」がついています。
この機能をONにすると、充電のACアダプタやクレードルに挿した時に、自動的にハイパフォーマンスモードへの切り替えを行ってくれます。
充電中はフルパワーでの通信ができるので、 持ち歩きもしつつ固定回線の代わりに使うこともできます。
モード切り替え以外に電池の持ちを良くする方法
電池の持ちを良くする方法は、モードの切り替えだけではありません。
ここからは、より便利にWiMAXを使うために知っておきたい情報をまとめました。
端末との接続をBluetooth接続にする
WiMAXは、基地局から受け取った電波を、スマホやタブレットなどにWi-Fi接続しています。
この接続方法をBluetoothにすることで、さらに電池を長持ちさせることができます。
「Bluetooth」って何?
Bluetoothは、近距離でデータのやりとりができる無線通信の規格のひとつです。
イヤホンやキーボード、スピーカーなどをワイヤレスでつなぐときによく使われています。
普段使うスマホやタブレット、ノートPCなども、設定画面にWi-Fiと並んでBluetoothが表示されていれば使えます。
Bluetoothに対応している機器でしか使えませんが、Wi-Fiと比べてバッテリーをあまり消費しないので電池を長持ちさせたいときに向いています。
ちなみに、バッテリーの持ちが良いと評判のWX03でBluetoothテザリング(接続)した時の利用時間をまとめてみました。
WX03 | Wi-Fi接続時 | Bluetooth接続時 |
---|---|---|
ハイパフォーマンス | 6時間20分 | 9時間20分 |
ノーマル | 10時間 | 15時間 |
エコモード | 12時間20分 | 16時間30分 |
このように、ノーマルモードでも連続使用時間が5時間も増えます。
Bluetoothテザリングは多くても同時に3台までしか繋げません。
しかし、逆に1~2台しかつながない人ならBluetoothで十分と言えますね。
Wi-Fi接続とBluetooth接続の違い
WiMAXにおける「Wi-Fi接続」「Bluetooth接続」の違いや使い分けは、次のようになります。
2017年11月現在、Bluetoothの対応機種は、WX04、W04、WX03、WX02です。
バッテリーが少ないけれど通信をする必要がある時は、Bluetoothに切り替えて節電しましょう。
NEC製ならバッテリー(電池パック)の交換も有効
スマホやWiMAXに使われているリチウムイオン電池は、繰り返し充電を行うことでだんだんと利用できる時間が短くなっていきます。
もし数年以上使っているWiMAXルーターの 電池持ちが悪くなってきているという場合は、新しい電池パックへ交換する、という対策があります。
さらに、リチウム電池は膨らんできてしまい、最悪の場合はフタが閉まらないなんてこともあります。
バッテリーが劣化したら交換する
携帯電話などを長く使ううちに、電池パックが膨らんできた経験はありませんか?
「使用時間が極端に短くなった電池は使用しない」
リチウムイオン二次電池には寿命があります。機器の使用時間が短くなった時は、新しいリチウムイオン二次電池とお取り換えください。
一般社団法人電池工業会「リチウム二次電池の安全で正しい使い方」 から引用
WX04など「NECプラットフォームズ社製」の機種なら、電池パックが交換できます。
電池パックは公式サイトなどで有料(3,000円前後)で販売されています。
WX04またはWX03を選んでおくと安心
現行機種の中で、 電池交換ができるのはWX04、WX03、WX02のみです。
W04など、名前に「X」が入っていないもの(ファーウェイ社製)は電池交換ができず、サポートに問い合わせての修理依頼となります。
修理に出してしまうとその間はWiMAXが使えなくなってしまうので、固定回線やスマホのテザリングなどの代替手段がない人は、WX04またはWX03を選んでおくと安心です。
「ハイスピードプラスエリアモード」は電池の減りが早いので控える
「ハイスピードプラスエリアモード」とは、 WiMAX 2+の電波が圏外の場合でもau 4G LTEの通信を行うことができるオプションのことです。
WiMAX圏外でどうしても通信をする必要がある人にとって重宝するモードです。
W04、W03、W02などファーウェイ社製の機種と、最新機種であるNEC製のWX04で利用できるモードです。
「ハイスピードプラスエリアモード」にすると、最大速度はハイスピ―ドモードよりも早くなりますが、その分電池の減りは早くなります。
「 ハイパフォーマンスモードとは」の章で示した利用時間は、「ハイスピードモード」の場合です。
「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスエリアモード」のちがい
ごっちゃになりやすいですが、「ハイスピードモード」「ハイスピードプラスエリアモード」は、 バッテリーモードではなく通信方式のモードですので間違わないようにしましょう。
- 「ハイスピードモード」→WiMAX2+のみ
- 「ハイスピードプラスエリアモード」→WiMAX2+とau 4G LTEモードを同時に使う
たとえばW04の「ハイスピードプラスエリアモード」でハイパフォーマンスモードを使うと、一部の地域では下り最大708Mbpsものスピ―ドになります。
しかし、その分電池の持ちは4時間20分となり、2時間以上も短くなってしまいます。
ハイスピードエリアプラスモードは速度制限の対象!
「ハイスピードプラスエリアモード」を使った月は、WiMAX・LTEの通信量合計が7GB/月を超えてしまうと月末まで128kbpsの速度制限がかかってしまいます。
たとえギガ放題プランに加入していても、ハイスピードプラスエリアモードを使うと7GB制限ができてしまうのです。
ですので、 どうしてもLTE通信を使わなければならないというときのみ使用するようにしましょう。
このように、WiMAXのバッテリーを長持ちさせる方法はモード切り替えの他にもたくさんあります。
各機種の対応状況は下記の通りです。
下り最大速度 | バッテリー交換 | Bluetooth対応 | au 4G LTE | |
---|---|---|---|---|
WX04 | 440Mbps | ○ | ○ | ○ |
W04 | 440Mbps | × | ○ | ○ |
WX03 | 440Mbps | ○ | ○ | × |
W03 | 220Mbps | × | × | ○ |
W02 | 220Mbps | × | × | ○ |
WX02 | 220Mbps | ○ | ○ | × |
2017年11月現在、バッテリー交換とBluetooth、LTEとすべてに対応しているのは最新機種のWX04 のみです。
バッテリーの持ちが良いWX04やWX03をBluetooth接続にすると、エコモードで最長16時間半以上も使えます。
au 4G LTEも利用したい人は、ノーマルモードでも約11時間半通信のできるWX04がおすすめです。
まとめ
WiMAXの 「ハイパフォーマンスモード」は高速通信を行う分、電池の消費が早いです。
自宅やカフェなどでコンセントが使える時(充電中)や、もうすぐ帰宅するので電池がなくなっても構わない、という時に向いています。
ただし機種によって最大速度は違い、440Mbpsに対応しているのはWX04、W04、WX03のみです。
初心者や、面倒な人は「バランスモード(ノーマル)」がおすすめです。
通常画質の動画を見たり、SNSを楽しんだりするならこれで十分です。
できるだけ長くバッテリーを持たせたい時に便利なのは「エコモード(バッテリーセーブ)」です。
メールの送受信やブログを書く時など、あまり高速通信の必要がない時におすすめです。
モード切り替え以外にバッテリーを長持ちさせるコツは、
- 端末との接続をBluetoothにする
- 電池パックが弱ってきたら変える
- ハイスピードエリアプラスモードは使わない
などです。
適切なモードを選んで、快適なWiMAXライフを楽しんでくださいね!
モバイルWi-Fiルーターで一番魅力度の高い回線が「WiMAX」です。
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