WiMAX LTEオプション、誰も教えてくれなかった注意点とベストな選び方を解説!
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「LTE」と「WiMAX」は、どちらも同じ、無線でインターネットの通信をするための仕組みの一種です。
多くのポケット型WiFiのサービスや携帯電話会社がLTEという仕組みを使って通信を行っているのに対して、WiMAXでは通常、独自のWiMAX回線(TD-LTE)という仕組みで通信を行っています。
ところが、WiMAXで通信に使用している高周波数の電波は直進性が強く、以下のようなデメリットがあります。
- 地下鉄やビルの中で電波が途切れやすい
- WiMAX 2+のエリア外で通信できない
こうしたデメリットを払しょくするためにWiMAXが提供しているのが、「LTEオプション」という機能です。
「LTEオプション」というのは 「ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX 2+に加えてau 4G LTEの電波も使えるモード)」が使えるようになるオプションのことです。
もともとはこのLTEオプションを使用した月のみ、1,005円/月の利用料が発生するような料金体系でした。
2017年6月からは「3年契約プラン」に加入すればオプション料金無料でこの「ハイスピードプラスエリアモード」を使えるようになりました。
LTEはWiMAXよりも電波が入る地域も広く、上記のように無料プランも出たということから、LTEオプション加入をおすすめする情報も世の中に多く出回っています。
しかし、 LTEオプションに加入するデメリットまでしっかりと説明しているサイトは少ないのが現状です。
じつは筆者自身、LTEオプションを一度使ってみたのですが、自分の考えていたコスパには見合わなかったのでそれ以降LTEオプションの利用はやめてしまいました。
また、以下の記事でWiMAX契約を検討している方にお得なキャッシュバック情報や28社比較をした上でのおすすめプロバイダについて詳しくご紹介していますのでご参考ください。
目次
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- GMOとくとくBB
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- 最大75,000円の高額キャッシュバックがもらえる
- 月額料金も税込1,375円~と圧倒的に安い!
- 速度・エリアともに安定のWiMAX回線
- 公式サイトへ
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初月 2か月目 3~24ヶ月 端末代 GMO
とくとくBB3,762円 27,720円 Board
WiMAX2,999円 3,753円 0円 カシモ
WiMAX0円 4,500円 4,750円 0円 THE WiFi
(100GB)3,828円 4,226円 0円 MUGEN WiFi
(100GB)3,718円 0円
WiMAXの「LTEオプション」はデメリットを理解して使う必要がある
LTEオプションのデメリットをまずお伝えすると、
LTEオプションのデメリット
- 3年プランを途中解約すると解約手数料がかかる
- 月間7GBの通信制限対象になる
- 3日間で10GBの速度制限を受けた場合、LTEだけでなくWiMAXの通信も遅くなってしまう
といったことです。
とくに2つ目と3つ目のデメリットは、 制限にかからずさくさくスマホ通信を使いたい人にとっては注意すべきポイントです。
これらのデメリットを気にしない人であれば、WiMAX LTEオプションは有効に使うことができるでしょう。
3年契約(LTEオプション無料)が向いているのは、次のような人です。
WiMAXの3年契約が向いている人
- スマホや携帯がau以外で、月間通信量が7GB以内の人
- 普段はほぼ使わないが、念のためLTEも備えておきたい人
auユーザーで「 auスマートバリューmine」の対象であれば、LTEオプション代はもともと無料なので2年契約でも大丈夫です。
そこで今回は、筆者の経験から
- LTEオプションについて知っておくべき基礎知識
- 公式では教えてくれない、LTEオプションのデメリット
- 自分にはLTEオプションが合っているかどうかの判断基準
を徹底的にお話しします。ぜひ最後までご覧ください。
WiMAXの「LTEオプション」の概要を解説
まずこの章では、「LTEオプション」がどういうものか、簡単に説明します。
LTE通信とは
WiMAXの「LTE通信」とは、 携帯電話と同じ「4G LTE」の電波を使った通信です。
WiMAX 2+と同時に使うことで通信速度が速くなったり、地下などのWiMAXの電波が届きにくい場所でも途切れずに通信することができます。
LTEが使えるのは au 4G LTEに対応した機種のみです。
LTEオプションの特徴
通常、WiMAXの契約に含まれるのは「WiMAX」または「WiMAX 2+」の通信を行う「ハイスピードモード」のみです。
そこに月額1,005円の「LTEオプション」をつけることで、
- ハイスピードモード(WiMAXのみ)
- ハイスピードプラスエリアモード(WiMAXに加えてLTEも使える)
この2つを自由に切り替えられるようになります。
申し込みは不要で、端末の設定を切り替えるだけでオン・オフできます。
2017年6月から、WiMAXを3年契約にすることで、LTEオプション料が無料になるプランができました。
3年間使い続ける約束をすれば、毎月1,005円かかるはずのオプション料金をタダにしてくれる、というわけです。
使える電波の種類や料金の違いをまとめると、次のようになります。
ハイスピードモードのみ | ハイスピードプラスエリアモード (LTEオプションあり) | ||
---|---|---|---|
利用できる回線 | WiMAX WiMAX2+ | WiMAX2+ au 4G LTE | |
通常プラン料金 | 2年 | 3,696円 | 3,696円+1,005円 |
3年 | 3,696円 | 3,696円 | |
ギガ放題料金 | 2年 | 4,380円 | 4,380円+1,005円 |
3年 | 4,380円 | 4,380円 |
契約期間が2年のプランは、従来通りLTEオプションを使った月だけ1,005円が加算されます。
それでは、2017年6月の改正で何が変わったのか見ていきましょう。
従来のLTEオプションの特徴
以前の契約は2年縛りのみで、LTEオプションは「利用月のみ1,005円がかかる」システムでした。
一度でも使った月は月額料金がかかり、その月はどれだけ使っても料金は変わりません。
また、以前は「 auスマートバリューmine」に 加入している人だけ、このLTEオプション料(1,005円/月)が無料になっていました。
「auスマートバリューmine」とは?
- auスマホや携帯
- WiMAX
を両方契約することで、スマホの月額が最大1,000円割引になるサービスです。
ここまでの内容は、改正後も一緒です。
2017年6月からスタートした新オプションプランの特徴
現在では、3年縛りでWiMAXを契約することで、LTEオプションがずっと無料になります。
auユーザーでなくても、すべての人が対象です。
しかし 契約期間は満36ヵ月で、解約の申し込みをしない限り、自動的に3年ごとに契約が延長されます。
3年契約のプランは、従来の2年縛りプランからの変更も可能です。
変更はカスタマーサポートへの電話や、オンライン上のマイページからできます。
変更が適用されるのは申し込み月からです。
支払いの詳しいタイミングなどは、「 【補足】3年契約に移行するときのシミュレーション」の章をご覧ください。
次の章からは、知っておかないと損をするLTEオプションの罠について解説します。
公式では教えてくれないLTEオプションの注意点
3年契約で月額1,005円が無料になるのは、料金面ではたしかにメリットです。
しかし、使い勝手や気持ちの面ではどうなのでしょうか?
ここからは、LTEオプションのデメリットや注意点を見ていきます。
(1)月間通信制限7GB/月の対象になる
結論から言うと、 「ギガ放題プランで毎月7GB以上データを使うことがほぼ決まっている」という人にはLTEオプションは向きません。
たとえギガ放題のプランで契約していても、LTEオプションを使った場合はその月の使えるデータ量の上限が7GBまでになってしまいます。
WiMAX 2+には、次の2つの契約プランがあります。
WiMAXの契約プラン2つ
- 月間の通信量が7GBまでの通常プラン「UQ Flatツープラス」
- 月間上限なしの「UQ Flatツープラス ギガ放題」
動画やゲームなど、たくさん使いたい人のほとんどは「ギガ放題」を選択しますよね。
3年契約をした場合、毎月LTEオプションに加入していることになるので、毎月データ上限が7GBになるということです。
ギガ放題の意味が全くありません。
「上限があるなんて、そんなのギガ放題じゃない!」と思いますが、 実質的に7GB以降はほぼ使えなくなってしまうのです。
UQ WiMAX公式のギガ放題のページには、次のような文言が小さく書かれています。
UQ Flatツープラス ギガ放題(3年)は、月間のデータ通信量に上限がなく、通信速度制限(月間7GB超)が適用されません。ただし、LTEオプション対応機種の場合、ハイスピードプラスエリアモードで通信速度制限(月間7GB超)が適用された後は、ハイスピードモードの「WiMAX 2+」通信もその制限の対象となります。
UQコミュニケーションズ「UQ Flatツープラス ギガ放題(3年):速度制限に関するご注意」 から引用
制限内容がわかりにくいので、一つ一つ解説します。
通信量が7GB/月を超えると大幅な速度制限を受ける
通常の7GBプランでは、月間の通信量が7GBを超えると上りと下り両方の速度が最大128kbpsに制限されてしまいます。
128kbpsとは、画像の多いサイトや動画などは待ち時間が多く発生するためまともに見られないレベルの遅さです。
文字のみのメールやLINE程度なら問題なくやりとりできます。
ギガ放題プランはこの「月間7GB超」の制限がないことが最大の魅力です。
しかし 「ハイスピードプラスエリアモード」を使った場合は、通信量が通常プランと同じ「月間7GBまで」に制限されてしまうのです。
LTEオプション利用による「月間7GB制限」は、LTEとWiMAXどちらの通信も対象になっちゃうんだよ。
月間7GBを超えた後は、 WiMAX 2+の通信も通常プランと同じ速度制限の対象になります。
つまり一度でもLTEを使った月に通信量の合計が7GBを超えてしまったら、その後は128kbpsの低速WiMAXしか使えなくなってしまうのです。
しかも、ハイスピードプラスエリアモードでの7GB制限条件は「 WiMAXとau 4G LTEの合計が7GBを超えた場合」なので、
- WiMAXを6GB
- LTE通信を1GB
使った場合でも制限がかかってしまいます。
ギガ放題プランに加入しているからと安心していて、その月にWiMAXを既に10GB以上使っていた場合、一度でもLTEに切り替えたらすぐに7GB制限の対象、つまり128Kbpsに制限されてしまいます。
低速通信を解除する方法はない
この制限は、スマホのようにお金を払ってデータ量を追加チャージすることはできません。
つまり、解除策がないため、 制限されてしまった場合は月が変わるのを待つしかないのです。
毎月の通信量が元から7GBで収まっている人はLTEを使っても問題ありませんが、大容量のデータを頻繁にやりとりするなど、たくさんデータ量を使いたい人にはデメリットでしかありません。
毎月7GBを必ず超えるという人は、LTEオプションは使わないほうがいいでしょう。
(2)3日間で10GBの通信制限を受けた場合、LTE通信も遅くなる
WiMAXをどのプランで契約していても、 3日間の通信量が10GBを超えると次の日の夜6時~翌日午前2時にかけて速度制限がかかります。
WiMAXユーザーにはおなじみだと思います。
この制限はLTE通信も対象で、制限期間中はLTEもWiMAXと同じように遅くなります。
ネットワーク混在回避のため、前日までの直近3日間で「WiMAX2+」通信および「au 4G LTE」通信のデータ通信量の合計が10GB以上となった場合、ネットワーク混雑時間帯(18時頃から翌日2時頃)において、それらの通信速度を概ね1Mbpsに制限します。
UQコミュニケーションズ「リリース:WiMAX2+サービスにLTEオプション無料プランが登場!」 から引用
3日間制限の対象となるのは、
- WiMAX 2+による通信
- au 4G LTE
両方のデータ通信量の合計が10GBを超えた場合です。
つまり「もうすぐWiMAXの3日間制限にかかりそうだから、LTEに切り替えればOK!」とはなりません。
また、制限にかかってしまった場合、LTEに切り替えて速くなることもありません。
むしろLTEを試すことで月間7GBの制限にかかり、月末まで128kbpsの速度制限がかかる危険のほうが大きいです。
WiMAXだけで3日間10GBを超えた場合、その月はLTEは絶対に使ってはいけません。
短期制限中の速度「約1Mbps」は、WebサイトやSNSなどを見るくらいなら問題なくできます。
動画も高画質でなければ見ることができるので、短期制限中(夜6時~翌日午前2時)は焦らずにネットの使い方を少しセーブしてみることをおすすめします。
LTEオプションは、WiMAXの3日間制限の逃げ道にはならないと覚えておきましょう。
(3)3年間の途中解約で解約手数料がかかる
WiMAXは、2年・3年・4年の契約プランがあり、途中で解約すると「契約解除料」がかかります。
LTEオプション代は月額1,005円ですが、これを無料にするために3年の契約は長いと感じる人も多いでしょう。
もしもWiMAXを3年以内に解約する場合、
- 2年契約で毎月1,005円を払う
- 3年契約でLTEオプション無料にして契約解除料を払う
このどちらがお得なんだろう?と疑問に思いませんか?
結論から言うと、 LTEを全く使わない人以外は、3年契約にしたほうがお得です。
「LTEオプション」が無料になる3年契約プランの解約手数料は次のとおりです。
課金開始日を含む月を1ヶ月目として、37ヶ月目を「満了月」、38ヶ月目を「更新月」とします。
1~13ヶ月目:19,000円
UQコミュニケーションズ「UQ Flatツープラス 契約解除料について」 から引用
14~25ヶ月目:14,000円
26~37ヶ月目:9,500円
課金開始月は日割なので、満12ヶ月の利用で1年と考えてください。価格はすべて税抜です。
2年契約と3年契約の費用比較
下記の表は、2年契約にして1,005円のLTEオプション代を毎月払った場合の、 解約月別にかかる総額です。
「LTEオプション代」は「1,005円×それまでの契約月数」で計算しています。
2年契約の場合
解約月 | 契約解除料 | LTEオプション代 | 合計 |
---|---|---|---|
1年(12ヶ月) | 19,000円 | 12,060円 | 31,060円 |
2年(24ヶ月) | 14,000円 | 24,120円 | 38,120円 |
26ヶ月目(更新月) | 0円 | 26,130円 | 26,130円 |
3年(36ヶ月) | 9,500円 | 36,180円 | 45,680円 |
このほかに、月額利用料がかかります。
次に、3年契約にしてLTEオプションを無料にした場合のシミュレーションを見てみます。
3年契約の場合
解約月 | 契約解除料 | LTEオプション代 | 合計 |
---|---|---|---|
1年(12ヶ月) | 19,000円 | 0円 | 19,000円 |
2年(24ヶ月) | 14,000円 | 0円 | 14,000円 |
3年(36ヶ月) | 9,500円 | 0円 | 9,500円 |
38ヶ月目(更新月) | 0円 | 0円 | 0円 |
LTEを全く使わない人なら、いつ解約しても契約解除料だけで済みます。
しかし毎月使う人にとっては、3年契約でLTEを無料にしたほうが確実にお得です。
ここで注意しておきたいことがあります。
じつは、2年契約でも3年契約でも最初の2年間の契約解除料は同じです。
LTEを5回/年以上使うなら3年契約がお得
よって、帰省や出張などで年に数回だけLTEオプションを使う予定という人も、2年以内にWiMAXを解約するのであればオプション代無料のほうがその分出費を抑えられます。
また、従来の2年契約で10ヶ月分LTEを使って26ヶ月目でWiMAXを解約した場合、総額では10,500円のLTE使用料を払っていることになります。
3年契約で同じ26ヶ月目(2年契約の場合の更新月)に解約した場合、かかるのは9,500円の契約解除料だけです。
つまり、 LTEを平均して年5回以上使っている人は、たとえWiMAXを3年使わなくても、3年契約にしたほうがお得なのです。
それでは、LTEオプションを使うデメリットや注意点を再度まとめます。
LTEオプションのデメリット・注意点
- 月間通信制限7GB/月の対象になる
- 3日間で10GBの通信制限を受けた場合LTE通信も遅くなる
- 3年間の途中解約で解約手数料がかかる
次の章からはこの3つの注意点をふまえた上で、LTEオプションのメリットや、どんな人に向いているのかを解説していきます。
LTEオプションのメリットを解説
LTEオプションにはメリットがたくさんあるから、必要な人にとってはすごく便利なんだ!
使い方に注意が必要なLTEオプションですが、便利な面もたくさんあります。
前の章で説明した「LTEオプションをオススメしない人」に該当しない場合、ぜひLTEオプションを活用すべきです。
この章では「どんな人ならLTEオプションを使っても大丈夫か?」も合わせて説明していきます。
LTEオプションの具体的なメリット
LTEオプションには次の3つのメリットがあります。
LTEオプション3つのメリット
- 地下鉄内や地下街など、WiMAXの電波が届きにくい場所でも通信できる
- WiMAXエリア外への移動時にも使える
- キャリアアグリゲーションの利用でさらに速くなる
WiMAXは地下鉄や地下街でも整備が進んでいますが、やっぱり 「駅間は弱い」「地下のカフェなど建物によっては繋がりにくい」という弱点があります。
LTEの通信なら、スマホで電話がかけられる場所ならどこでもWi-Fi機能を使えます。
さらにau 4G LTEの人口カバー率は99%で、 日本のほぼ全ての地域で通信を行うことができます。
WiMAXの提供エリアの境目に住んでいる人や、出張や遠征などで移動の多い人にはメリットです。
また、WiMAX 2+とLTEを同時に使う(キャリアアグリゲーション)ことで、通信速度をさらに上げることが可能です。
WiMAX 2+の最大速度は440Mbpsですが、機種や場所によっては受信最大590Mbpsの速度を出すことができます。
LTEオプションをうまく使うことで、途切れない、より快適な通信ができることも事実なのです。
3年契約をおすすめするのはこんな使い方をするユーザー
「LTEオプション」は、毎月の通信量が7GBに収まっている人なら問題なく使えます。
また、「auスマートバリューmine」の対象になる人(スマホや携帯のauユーザー)は、そもそもLTEオプションが無料で使える特典があるので2年契約でも大丈夫です。
以上のことから、3年契約をおすすめするのは次のような人です。
3年契約が向いている人
- スマホや携帯がau以外で、月間通信量が7GB以内の人
- 普段はほぼ使わないが、念のためLTEも備えておきたい人
3年契約は長いので、Wi-Fiルーターが途中で壊れたり、もっといい機種が発売されたりしないかな?と心配な人もいると思います。
UQの公式ページから最新機種に変更できる
もし途中で最新機種に替えたくなった場合は、 UQの公式ページから機種変更もできます。
機種変更 WiMAX2+→WiMAX2+
7GBを超える人も3年契約をしても構いませんが、ハイスピードプラスエリアモードは使わずにギガ放題の恩恵を受けることをおすすめします。
WiMAXを固定回線の代わりとしてパソコンに繋いだり、毎日1時間以上動画や音楽を利用する人は間違いなく7GBを超えると思いますので、LTEオプションは使わないようにしましょう。
【補足】3年契約に移行するときのシミュレーション
ここからは、いま既にWiMAXを使っていて、3年契約に切り替えたい人に向けて話します。
3年契約に切り替えることで、月額1,005円を払わなくて済むようになりますが、いつから適用されるのか気になりませんか?
2年契約から3年契約への変更は無料
下の表は、プラン変更にともなう契約の変化のシミュレーションです。
このように、もし6月にプラン変更の申し込みをした場合、LTEオプション代自体は申し込み月(6月)から無料になります。
しかし、3年契約が適用になるのは、翌月の7月からです。
申し込み月の翌月を1ヶ月目として、そこから36ヵ月間の契約となります。
2年契約から3年契約にプラン変更する際、契約解除料は発生しません。
逆に、 3年契約から2年契約にまた戻す時は契約解除料が発生するので注意しましょう。
まとめ
LTEオプションは、WiMAXエリア外での利用が多く、月間7GBに収まる人ならおすすめできます。
月額1,005円のLTEオプションを無料にする方法は、 「auスマートバリューmine」への加入または 「3年契約」です。
全く使わない人以外は、たとえ3年以内に解約する場合でも、3年契約の方が総額は安くなります。
LTEオプションのデメリットは、 ギガ放題でも通信制限ができてしまうことです。
一度でも使った月は、月間7GBを超えると速度が月末まで128kbpsに制限されます。
また、3日間の通信量が10GBを超える短期制限の対象となった場合も、代替策としてLTEを使ってはいけません。
同じく月末まで通信制限がかかり、月が替わるまで解除策はないからです。
エリアをカバーするLTEオプションか、通信量に上限のないギガ放題か、どちらか自分に合った方を優先させましょう。
モバイルWi-Fiルーターで一番魅力度の高い回線が「WiMAX」です。
■WiMAXのオススメポイント
・データ使い放題プラン(ギガ放題)がある
・ギガビット級の高速通信
また、気になる通信制限もWiMAXは「3日間で10GB」。これはWi-Fiルーターの競合他社よりかなりゆるい制限で、普通の使い方ではそうそう制限にひっかからないことも大きな魅力です。
WiMAXの契約窓口はいくつもありますが、その中でも業界最大級の現金キャッシュバック(なんと最大75,000円!)&即日発送のGMOとくとくBBがオススメです!
もし満足いかなかったとしても、20日以内ならキャンセル料無料で解約できるのも安心です。
また、以下の記事「【28社比較】WiMAX契約におすすめのプロバイダ厳選5社」で後悔しないプロバイダ選びを徹底解説していますのでご参考にしてください。
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- GMOとくとくBB
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- 最大75,000円の高額キャッシュバックがもらえる
- 月額料金も税込1,375円~と圧倒的に安い!
- 速度・エリアともに安定のWiMAX回線
- 公式サイトへ
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初月 2か月目 3~24ヶ月 端末代 GMO
とくとくBB3,762円 27,720円 Board
WiMAX2,999円 3,753円 0円 カシモ
WiMAX0円 4,500円 4,750円 0円 THE WiFi
(100GB)3,828円 4,226円 0円 MUGEN WiFi
(100GB)3,718円 0円
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