移住者支援情報
会津坂下町への移住の魅力は?人気の理由や住環境、支援制度などについて紹介

福島県西部、会津盆地の中心に位置する会津坂下町。
豊かな自然と発酵文化が息づく食のまちで、酒蔵や馬刺し、冷やしラーメンなど地元グルメが魅力です。
生活施設や医療機関も充実し、子育て支援や教育環境も整備。会津若松・喜多方などへのアクセスも良く、自然と利便性を兼ね備えた暮らしが叶います。
本記事では、会津坂下町役場 政策財務課移住定住推進班 水野さんから伺ったお話をもとに、移住者から選ばれる会津坂下町の住みやすさのポイントや生活関連情報、移住支援制度について紹介します。
会津坂下町の魅力を広く発信し、地域と移住者をつなぐ政策財務課移住定住推進班としてご活躍されています。
会津坂下町の基本情報

所在地 | 福島県西部 |
|---|---|
人口 (2025年10月1日現在) | 人口数:13,508人(男性6,557人 / 女性6,951人) 世帯数:5,237世帯 |
面積 | 61.23k㎡ |
気候 | 夏の最高気温38度 冬の最高気温4度 平均気温17度 会津盆地のため、夏暑く冬寒いです。 |
都市部へのアクセス | ◆東京から 鉄 道 :東京駅→郡山駅(東北新幹線約85分) 郡山駅→会津若松駅(磐越西線快速約60分) 会津若松駅→会津坂下駅(只見線約45分) 自動車:東京→郡山(東北自動車道約180分) 郡山→会津坂下(磐越自動車道約45分) ◆仙台から 鉄 道 :仙台駅→郡山駅(東北新幹線約45分) 郡山駅→会津若松駅(磐越西線快速約60分) 会津若松駅→会津坂下駅(只見線約45分) 自動車:仙台→郡山(東北自動車道約90分) 郡山→会津坂下(磐越自動車道約45分) ※会津若松市や喜多方市などへ車で15分程度で行けます。 新鶴スマートICや会津坂下ICがあり、高速道路利用による新潟県や首都圏へのアクセスが抜群です。 |
医療機関数・介護施設数 | 大病院:1件 個人病院:14件(歯科、眼科、内科等) 介護施設:6件 |
教育機関数 | 小規模保育施設:3件 公営保育所:1件 幼稚園:2件 小学校:2件 中学校:1件 高校:1件 |
近隣都市 | 会津若松市、喜多方市、会津美里町、湯川村 |
会津坂下町公式移住定住促進HP |
「坂下の馬鹿三里」が語る、アクセスの良さが魅力
会津坂下町は、福島県会津地方の西部、河沼郡に位置する自然豊かな町です。
町の面積は約61.23平方キロメートル、人口は13,508人(2025年10月時点)。
日本海型と内陸型の気候が混ざり、夏は暑く湿度が高く、冬は雪深い地域で、寒暖の差が大きいのが特徴です。
雪国ならではの除雪体制や防災対策も進んでおり、安心して暮らせる環境が整っています。
この町の大きな魅力は、実はその「立地の良さ」。
会津若松市、喜多方市、柳津町、会津美里町まで、いずれも車でおよそ15分圏内と近く、古くから「坂下の馬鹿三里」と呼ばれてきました。
どこへ行くにも程よい距離で、仕事にも遊びにも便利な交通の要所です。
磐越自動車道の「会津坂下IC」や「新鶴スマートIC」を利用すれば、県内外への移動もスムーズ。JR只見線も通っており、車があれば暮らしの幅はぐっと広がります。
歴史が息づく、国指定重要文化財のまち
会津坂下町には、国指定の重要文化財が6件あり、今も町の暮らしの中で息づいています。
中でも見逃せないのが、上宇内薬師堂の「木造薬師如来坐像」。
ケヤキの一木造で高さは約1.83m、平安時代につくられたと伝わる貴重な仏像です。
穏やかな表情は、千年以上にわたって人々の祈りを受けとめてきた優しさを感じさせます。
旧五十嵐家住宅は、享保14年(1729年)に建てられた茅葺きの農家建築。
昔の会津の暮らしをそのまま閉じ込めたような佇まいで、どこか懐かしさを覚えます。
そして圧倒的な存在感を放つのが、塔寺の立木観音。
像高7メートルを超える千手観音像は、言い伝えによると一本の木で造られているため、床下まで根が続いていると言われています。
これらの文化財は「見るもの」というより、「町と共に生き続けているもの」と言えます。
坂下の穏やかな時間の中で、歴史と人の想いが静かに重なり合っています。
醸造の町が生む「まぼろしの酒」と旨味文化
豊かな水と極上の米に恵まれた会津坂下町は、古くから「醸造の町」として知られています。
町内には江戸・明治期創業の老舗酒蔵が三軒あります。
全国的にも名高い「飛露喜(廣木酒造)」「天明(曙酒造)」「學十郎(豊国酒造)」など、まさに「まぼろし」と称される地酒がそろいます。
いずれも米どころ会津の水と風土、そして職人の探究心が生み出した個性派揃い。香り高く透明感のある味わいは、食中酒としても絶品です。
また、坂下町は日本酒だけでなく、味噌や醤油の蔵も三軒を有する「発酵の聖地」。
どの蔵も昔ながらの製法を守りつつ、現代の食卓にも合う調和の取れた味を追求しています。
地元で育まれた馬刺しや郷土料理に、こうした調味料や地酒を合わせれば、まさに「坂下の旨味文化」が完成します。
発酵が日常に息づくこの町では、食を通して土地の歴史と人の情熱を感じることができます。
会津坂下町での移住生活に役立つ情報

ここからは、会津坂下町での移住生活に役立つ情報について紹介します。
会津坂下町の移住支援制度情報
会津坂下町では、移住者へのさまざまな支援制度を用意しています。
特に以下の3つの支援制度をチェックしておきましょう。
- 支援制度①移住支援金
- 支援制度②結婚新生活応援事業補助金
支援制度①移住支援金
会津坂下町では、東京23区に過去10年のうち5年以上居住(うち移住直前は1年以上連続していることが必要)し、会津坂下町へ移住し就職等した方へ、移住支援金を支給しています。
【補助金額】
基本額 | 加算額 |
|---|---|
(1)単身世帯 60万円 | 18歳未満の世帯員を帯同する場合18歳未満者1人につき100万円 ※加算は(1)の場合を除く |
(2)2人以上の世帯 100万円 |
【支給対象となる方】
■移住元(移住する前)に関する要件 移住する直近の10年間のうち、ア)~ウ)を併せた期間が5年以上(うち、移住直前の1年間は連続していること)必要。 ア)東京23区に居住していた期間 イ)東京圏(※)に居住し、東京23区内の企業等に通勤していた期間 ウ)東京圏(※)に居住し、東京23区内の大学等に通学した後、東京23区内の企業等に就職した場合の通学期間 |
※東京圏とは、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県のうち下記の市町村(条件不利地域)を除く地域
都県名 | 対象外市町村名 |
|---|---|
東京都 | 檜原村、奥多摩町、大島村、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村 |
埼玉県 | 秩父市、飯能市、本庄市、ときがわ町、横瀬町、皆野町、小鹿野町、東秩父村、神川町 |
千葉県 | 館山市、旭市、勝浦市、鴨川市、富津市、いすみ市、南房総市、東庄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南朝 |
神奈川県 | 山北町、真鶴町、清川村 |
■ 移住先(移住する先)に関する要件 次のア)~オ)いずれかに該当することが必要。 ア)Fターン(福島県就業マッチングサイト)又は他県の要件を満たす就業マッチングサイトに掲載されている「移住支援金対象求人」に応募し、採用されること。【Fターン就業】 イ)福島県プロフェッショナル人材戦略拠点事業等により就業すること。【プロ人材】 ウ)移住元での業務を移住後もテレワークで続けること。【テレワーク】 エ)移住する前に移住先の市町村の関係人口であったこと。【関係人口】 オ)福島県地域課題解決型起業支援金に応募し、採択されること。【起業】 |
【就業等に関する要件】
ア)【Fターン就業】の場合 次に掲げる事項のすべてに該当すること。
イ)【プロ人材】の場合 次に掲げる事項のすべてに該当すること。
ウ)【テレワーク】の場合 次に掲げる事項のすべてに該当すること。
エ)【関係人口】の場合 下記1(1)~(4)いずれかを満たし、かつ、移住後に下記2(1)~(3)のいずれかを満たす者。 1(1)県または本町、本町の関係団体が主催又は参加した移住関連イベントに参加した者。 (2)本町が運営している会員制の団体(ファンクラブ)等に登録している者。 (3)本町内で地域づくり活動や地域活性化の活動に参加している者。 (4)多拠点で生活しており、本町を拠点の一つとしている者。 (5)3親等以内の親族が町に居住している者。 (6)町にふるさと納税をしたことがある者。 2 (1)県内企業に就業し、かつ下記(ア)~(ウ)の要件を満たすこと。 (ア)週20時間以上の無期雇用契約であること。 (イ)就業してから5年以上、継続して勤務する意思を有していること。 (ウ)転勤、出向、出張、研修等による勤務地の変更ではなく、新規の雇用であること。 (2)県内で新規に起業し、開業の届出をしていること。 (3)県内で農林水産業に就職(将来的な就業のための研修等含む。)していること。 (4)家業へ就業する者。(ただし、就業先は県内に限る。) (5)町内で地域づくり活動や地域活性化の活動に恒常的に参加しており、移住後も継続する意向がある者。 (オ)【起業】の場合 ・企業支援金の採択を受けて1年以内に、移住後3か月の要件を満たすこと。 |
支援制度②結婚新生活応援事業補助金
会津坂下町では、結婚し新生活をスタートする費用を軽減するため、新婚世帯を対象に住居・引っ越し・リフォームの費用について補助金を交付します。
対象となる方 | 令和7年1月1日~令和8年3月31日に婚姻届を提出した夫婦で、以下の要件を全て満たす夫婦(令和7年度事業)
※離職されている場合や奨学金を返還している場合は別途算定
|
|---|---|
対象経費 | 令和7年4月1日~令和8年3月31日の間(補助対象期間)に本町に居住するために支払った住居費または引越し費用が対象となります
※夫婦一方が婚姻前に契約し、結婚後に同居した場合は、同居後に支払った費用のみが対象
※土地の購入費、駐車場の費用は対象外
※倉庫、車庫、門、フェンス等の外構工事やエアコン、洗濯機などの家電購入、設備に係る費用は対象外
|
交付額 | 夫婦の年齢が29歳~39歳以下の場合…補助額:30万円 夫婦の年齢がともに29歳以下の場合…補助額:60万円 |
参考:会津坂下町結婚新生活応援事業補助金等について|会津坂下町
会津坂下町のお仕事情報
ハローワークインターネットサービスで会津坂下町の求人を検索したところ、約149件の情報が見つかりました。
※2025年10月現在の情報です
製造業、建設業、運送業、福祉サービス業、小売業等の求人が多いです。
製造業では、食料品をはじめ、電子部品やプラスチック製品、業務用機械器具等、様々な商品を製造しています。
特に地酒や味噌などの食品加工分野では、伝統と技術を受け継ぐ企業が多く、地域ブランドの支え手としても注目されています。
町の中心部である坂下地区には人口の約半数が集中し、商業施設や事業所が集積。
さらに八幡地区の「坂本工業団地」には多くの製造関連企業が立地し、安定した雇用を生み出しています。
また、町では「会津坂下町雇用促進協議会」を中心に、合同企業説明会や学生向けの企業見学会などを開催し、地元で働くきっかけづくりにも積極的です。
福島県の最新統計(令和7年6月)では平均月収417,465円と、安定した収入水準も魅力の一つです。
また、会津坂下町では「地方就職学生支援事業」も行っています。
支援制度①地方就職支援金事業
会津坂下町では、東京都内に本部がある東京圏(埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県)の大学又は大学院を卒業し、又は修了した学生が、会津坂下町へ移住し就職等した場合、地方就職支援金(交通費・移転費)の支給対象となります。
【補助金額】
基本額 | 備考 |
|---|---|
(1)就職活動等に係る経費(交通費) 8,000円 | (1)(2)の交付回数はそれぞれ1人1回を限度とする。 |
(2)就職後移住に係る経費(移転費) 66,000円 |
【支給対象となる方】
■ 移住元(移住する前)に関する要件 次に掲げる事項のすべてに該当すること。 ア)大学等を卒業し、又は修了した年度において、東京都内に本部がある東京圏(※)のキャンパスに在学(原則4年以上)し、当該大学等を卒業し、又は修了していること。(交通費については、在学中(卒業見込み)の場合も対象とする。 イ)大学等を卒業し、又は修了した年度において、東京圏(※)に継続して居住していること。 |
※東京圏とは、埼玉県・千葉県・東京都及び神奈川県のうち下記の市町村(条件不利地域)を除く地域
都県名 | 対象外市町村名 |
|---|---|
東京都 | 檜原村、奥多摩町、大島村、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村 |
埼玉県 | 秩父市、飯能市、本庄市、ときがわ町、横瀬町、皆野町、小鹿野町、東秩父村、神川町 |
千葉県 | 館山市、旭市、勝浦市、鴨川市、富津市、いすみ市、南房総市、東庄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南朝 |
神奈川県 | 山北町、真鶴町、清川村 |
■ 移住先(移住する先)に関する要件 次に掲げる事項のすべてに該当すること。
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■ 就業等に関する要件 次に掲げる事項のすべてに該当すること。
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■ 就業条件等に関する要件 次に掲げる事項のすべてに該当すること。
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会津坂下町のお家情報
大手不動産ポータルサイトで会津坂下町内の物件を探してみたところ、以下の検索結果が得られました。
賃貸 (マンション・アパート・一戸建て) | 約15件 |
|---|---|
購入 (新築一戸建て) | 約2件 |
購入 (中古一戸建て) | 約6件 |
※2025年10月現在の情報です
※河沼郡で調査しています
自然に囲まれながらも、利便性の高い生活ができる会津坂下町では、住宅価格も手の届きやすさが魅力です。
中心市街地では坪単価が約6~9万円前後、郊外エリアでは5,000~3万円程度と、県内でも比較的お手頃。
売買相場は、空き家バンク登録物件で50万~1,000万円前後、新築建売住宅でも1,600万~2,400万円程度と、移住や子育て世代にも現実的な価格帯です。
賃貸物件は3LDKで月5万5千~7万円が目安ですが、物件数は少なめ。
そのため、長期的な暮らしを考える方にはマイホームの取得がおすすめです。
町では「住宅取得支援事業」として、新築や中古住宅を購入した方に最大70万円の補助を実施しています。
- 支援制度①住宅取得支援事業
- 支援制度②会津坂下町空き家改修等支援事業補助金制度
支援制度①住宅取得支援事業
会津坂下町では、人口の減少を抑制し、移住、定住の促進を図るため、町内で住宅を取得する方に補助金を交付しています。
対象住宅 | 契約締結日から12か月以内に補助金申請された住宅 ※中古住宅の場合、下記の(1)(2)のいずれかの住宅であること
※併用住宅の場合、居住用の面積が2分の1以上あること ※昭和56年6月以前に建築された中古住宅を取得する場合は耐震診断を実施していること(県補助事業を申請する場合に限る) |
|---|---|
交付要件 |
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【交付額】
基本額(取得価格の10分の1)上限30万円 |
例:住宅の取得額が300万円の場合↠30万円 |
※町内在住者は基本額のみ 最大30万円の補助
基本額(取得価格の10分の1)上限30万円 | 加算額 最大40万円加算 | ||
|---|---|---|---|
例:住宅の取得額が300万円の場合↠30万円 | 若者世代加算 | 申請者または配偶者の年齢が40歳未満の場合 | 10万円 |
申請者と同居している18歳未満の子どもがいる場合 | 10万円 | ||
町内業者利用加算 | (新築の場合)町内建築業者と契約している場合 | 10万円 | |
世帯構成加算 | 申請者に配偶者がいる場合 | 10万円 | |
※町外からの移住者は基本額+加算額 最大70万円の補助
※町外からの移住者とは、住宅取得に係る契約日の前日から起算して前1年間において本町に住民登録がない者とする。
支援制度②会津坂下町空き家改修等支援事業補助金制度
町では、人口の減少を抑制し、移住、定住の促進を図るため、空き家を有効に活用し、居住又は生活の拠点としようとする方に補助金を交付します。
対象住宅 | 契約締結日から12か月以内に補助金申請された中古住宅
※併用住宅の場合、居住用の面積が2分の1以上あること |
|---|---|
補助内容 |
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補助対象者 |
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交付要件 |
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【交付額】
基本額(清掃費用の2分の1)上限30万円 | 備考(補助対象経費) |
|---|---|
例:清掃費用が60万円の場合→30万円 | 空き家の清掃費用 |
残置物処分費用 | |
庭木の剪定費用(空き家へのアプローチ部及び周辺部のみ) |
※県外からの移住者で条件を全て満たせば(1)(2)併せて 最大220万円の補助
※移住者とは、県外市町村からの転入者が、町の住民基本台帳登録され生活の実態がある者する。
基本額(解体工事費用の2分の1)上限80万円 | 備考(補助対象経費) |
|---|---|
例:解体工事費用が160万円の場合→80万円 | 残置物処分費用 |
付属建物除却費用 | |
庭木の剪定費用(建て替え予定箇所に庭木がある場合) |
※新築住宅、中古住宅を取得した場合、会津坂下町住宅取得支援事業と併用可能。
基本額(調査費用の2分の1)上限4万円 | 備考(補助対象経費) |
|---|---|
例:調査費用が8万円の場合→4万円 | 既存住宅状況調査方法基準に基づく調査 |
参考:会津坂下町空き家改修等支援事業補助金制度について|会津坂下町
会津坂下町の教育・子育て支援情報
会津坂下町では、「保育から中学校卒業まで一貫した教育環境の整備」を目指し、町全体で子どもの成長を支えています。
町内には小学校2校、中学校1校、高等学校1校があり、「一つの学園構想」のもと、保育から義務教育までの15年間を一体的に捉えた教育を実施しているのが特徴です。
子どもの個性や成長段階に応じた学びを継続的に支援し、自立心と豊かな人格の形成を目指しています。
また、「子育てふれあい交流センター」では就学前の親子が自由に遊び、学び、交流できるほか、利用者によるサークル「友の会」では敷地内の「みんなのはたけ」で野菜を育てる食育活動も行われています。
さらに、乳幼児には「おむつ専用ごみ袋支給制度」があり、2歳までの期間に最大120枚を無償配布するなど、経済的支援も充実しています。
教育支援としては、「小・中学校入学祝金制度」により、小学校入学時に3万円、中学校入学時に7万円を支給。
家庭の負担を軽減しながら、子どもの新たな門出を町全体で応援しています。
会津坂下町の医療・介護・高齢者支援情報
会津坂下町は、医療・介護・高齢者福祉がバランス良く整備されています。
町内には総合病院が1施設、医療機関が12施設(内科・小児科4、眼科1、歯科7)、調剤薬局が5店舗あり、日常の診療から専門医療まで身近に受けられます。
市街地周辺に医療施設が集中しており、通院のしやすさも魅力です。
介護分野も充実しており、特別養護老人ホーム2施設、居宅介護事業所5施設を中心に、デイサービス・訪問介護など多様な支援が利用可能です。
高齢になっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる体制が整っています。
長寿祝い | 100歳10万円/90歳2万円/80歳2万円 |
|---|---|
生活支援 | 見守り付ごみ回収、配食サービス、緊急通報装置貸与 |
経済支援 | 介護給付券:非課税世帯月3,000円/課税世帯月1,000円 |
交流・就労 | 健康づくり教室、サロン、シルバー人材センター |
さらに「地域包括支援センター」では、介護や健康、生活の悩みをワンストップで相談可能。
医療と福祉の距離が近く、人のつながりを感じながら暮らせるのが、会津坂下町の大きな魅力です。
会津坂下町が暮らしやすい3つの理由

ここからは、「会津坂下町って暮らしやすい!」と実感できる以下の3つの理由について紹介します。
- 自然と四季が彩り、心豊かな暮らしができる
- 発酵の町が誇る「旨味文化」と地元グルメが魅力
- 祭りと人の絆が育む、温かなコミュニティ
自然と四季が彩る心豊かな暮らし
会津坂下町は、福島県会津地方の西部に位置し、四季の移ろいがはっきりと感じられる自然豊かなまちです。
春には、桜や菜の花が咲き誇ります。
夏は緑濃い山々が涼やかな風を運び、秋になるとザル菊やそば畑が黄金色に染まり、冬は一面の雪景色が静けさと美しさをもたらします。
この豊かな自然が、町の食文化や暮らしを支えています。
清らかな水と肥沃な土壌からは、食味の良い米や野菜が育ち、地酒や味噌、醤油といった発酵文化の基盤にもなっています。
まさに「自然とともに生きる」ことが、坂下の暮らしの原点です。
都会の喧騒を離れ、四季の変化を日々の生活の中で感じられる、そんな心のゆとりが、この町の最大の魅力です。
発酵の町が誇る「旨味文化」と地元グルメが魅力
会津坂下町は、古くから「発酵文化」が根付く町です。
豊かな水と米どころならではの恵まれた気候が、酒・味噌・醤油といった旨味の源を育んできました。
町内には、江戸・明治期創業の老舗酒蔵が三蔵あり、「飛露喜(廣木酒造)」「天明(曙酒造)」「學十郎(豊国酒造)」など、全国にファンを持つ銘酒を生み出しています。
どの蔵も伝統を守りながらも革新を重ね、芳醇な香りと繊細な味わいで「まぼろしの酒」と呼ばれるほどの評価を得ています。
町にはほかにも、馬刺しや冷やしラーメンなど、全国的にも知られるご当地グルメが並びます。
自然の恵みと人の技が調和するこの町では、ただ食べるだけでなく、「土地の歴史を味わう」という贅沢が日常にあります。
祭りと人の絆が育む、温かなコミュニティ
会津坂下町の魅力は、豊かな自然や食文化だけでなく、人と人とのつながりの深さにもあります。
町では一年を通じて祭りや行事が盛んです。
春は桜まつりとお田植祭りで田の神に感謝を捧げ、夏は提灯の灯りが夜を彩る夏祭りがあります。
秋には五穀豊穣を祝う秋祭りが開かれ、冬の初市では町の名物「大俵引き」が行われます。
この「大俵引き」は約400年以上の歴史を持つ奇祭です。
「上町(東)が勝つとその年の米の値段があがり、下町(西)が勝と豊作になる」というその年の米の相場を占う祭りといわれています。
祭りは単なる年中行事ではなく、地域の世代を超えた交流の場でもあります。
移住者や子どもたちも自然に輪に入り、笑顔を交わす、そんな温かい空気が、暮らしの安心と誇りを支えています。
会津坂下町への移住のデメリットや懸念点はある?

もちろん、どんな場所にも「合う・合わない」はあります。
たとえば、都会に比べると仕事の選択肢は多くなく、特にオフィスワークや専門職を希望する人には少し物足りないかもしれません。
ただし、製造業や福祉、運送など地域産業は安定しており、「地元に根ざして働きたい」「自分のペースで暮らしたい」という人には向いています。
町は全体的に平らで暮らしやすい地形ですが、範囲が広く車移動が基本。
スーパーや病院などは充実していますが、映画館や大型商業施設、深夜営業の店などは少なめです。
とはいえ、車で20分ほど走れば会津若松や喜多方にアクセスでき、買い物や娯楽を楽しむ選択肢も十分にあります。
また、会津特有の気候として、夏は蒸し暑く、冬は雪に包まれます。
四季の変化が大きいぶん、自然のリズムに寄り添う暮らしが求められる環境です。
会津坂下は「便利さより、落ち着き」「効率より、心のゆとり」を大切にする人にぴったりの場所です。
静かな時間を楽しみ、季節とともに暮らす豊かさを実感できるはずです。
会津坂下町に移住した人の口コミ・感想

実際に移住した人たちからは、「生活に必要な施設が近くにあり、想像していたより便利」「人が穏やかで安心して暮らせる」といった声が多く聞かれます。
「最初は自転車で生活できると思っていたものの、実際には道路が少し荒れていたり、施設間の距離があるため、今では車生活に切り替えた」という方も。
しかし「交通量も少なく運転しやすい」「思ったより快適」と感じており、結果的には移動の自由度が増えたそうです。
都会ほどの利便性はないものの、静かな環境と人の温かさに包まれながら、自分のペースで暮らせる町。それが、移住者が語る会津坂下町の魅力です。
会津坂下町への移住のお問い合わせ
担当課 | 政策財務課移住定住推進班 |
|---|---|
住所 | 〒969-6592 福島県河沼郡会津坂下町字市中三番甲3662番地 |
電話番号 | 0242-84-1504 |
FAX | 0242-83-1361 |
公式HP |